2010.08.14

夏 の 体調管理 ③

夏 の 体調管理 


夏はどうしても下痢をすることが多いようです。


冷たいものの食べ過ぎや飲み過ぎ、寝冷えでお腹を冷やすことが原因などがよくあることです。


身体がこれ以上、冷えないようにするために、身体から水分を出すための生理的に必要な下痢です。


食中毒による下痢は、特に激しくて、お腹が痛く辛いものです。細菌やウイルス、自然毒、化学物質を排泄するための下痢です。


自律神経のバランスを崩した時にも、下痢をする場合があります。


最近は、簡単に水なしで服用できる下痢止め薬がありますが、しかし、どんな時も、下痢を薬などによって止めないことが重要です。


下痢は、身体の健康を守るための必要な生理的なものの場合が多いのです。


あまりひどい下痢が続く時や、激しい痛みがある時は、一刻も早く医師の診察を受けましょう。


ご自分で、安易な下痢止め薬の乱用は控えましょう。思わぬ病気になる危険があるようです。


 


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「読売新聞」 マイベストプロ東京 コラム掲載
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