2008.11.25
代替医療 ④
代替医療は、そもそもどうして最近になって必要とされ、脚光を浴びるようになったのでしょうか?
それは明治以降から、特に昭和20年の終戦後に於いて、西洋医学が我が国に急速に入って来たことが大きく関係しています。
同時に欧米の食生活により、肉食が多くなり脂質の摂りすぎ、夜更かし、嗜好品類による生活習慣病が増えてきました。
そうした中で、敗戦により伝統医学が全く駄目だという、極端な思想が根底にあるように思えます。
また、細菌やウイルスなどの病原菌に対して、劇的に効果のある西洋医学は、なくてはならないものとして、日本に定着したと思います。
しかし、生活習慣病に対しては西洋医学は無力です。薬による治療は生活習慣が原因ならば、まずはその生活習慣の悪いところを改めなければならない筈です。
これを薬で解決しようというのが根本的に間違っています。
高血圧、糖尿病、アトピーなどは、まずその根本原因がなんであるかを考えねばなりません。
安易に薬だけで治そうとするよりも、生活習慣の中に原因を究明して、正していくことが大切です。
薄毛や脱毛症も同じように、生活習慣病からくる原因が沢山あります。
ですから原因を究明せずに、育毛剤などを塗っても効果は出ないことが多いのです。
対症療法ばかりをやっていますと、良い結果が出るよりも、副作用によりかえって悪化を招くことになります。
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