2022.10.10
寒さで髪が抜けやすい?原因とこれからできる対策方法を解説
夏から冬にかけての季節の変わり目で、髪の抜ける量が多いなと感じる方はいらっしゃるでしょう。
これには「寒さ」が関係するのでしょうか?
今回は、寒くなると髪は抜けやすくなるのかについてみていきましょう。
目次
髪が抜けるのは仕方ないこと?
季節に関係なく髪は、ヘアサイクルという周期によって抜けたり生えたりします。1日100本髪が抜けてしまうのは正常です。
☆ヘアサイクル☆
・成長期(2~6年)
成長期では毛母細胞分裂が起こって髪が成長し、この時に髪は1日0.3ミリ程度伸び続けます。
髪の全体9割程度が、この時期に該当すると言われています。
⇓
・退行期(2~3週間)
毛母細胞が分裂するには、毛乳頭細胞からの栄養と指示が必要です。
退行期になると毛乳頭細胞の機能が低下するため、毛母細胞の分裂もしにくくなり、髪の成長も遅くなります。この状態の髪は、髪の全体の1%程度です。
⇓
・休止期(3~4ヶ月)
毛乳頭細胞が機能しなくなるため、毛母細胞の分裂も起こらなくなります。
そのため、髪の成長も止まってしまうのです。この間には成長期で髪が成長するための準備期間にもなります。髪の全体1割が該当します。
このヘアサイクルというのは、生涯20回ほど繰り返されます。
生活リズムやホルモンバランスの崩れ、栄養不足が起こると、このヘアサイクルは乱れてしまって正常に髪が発毛しません。また、100本以上の抜け毛が起こる可能性が高まります。
冬に髪が抜けやすく感じたら?
冬になって髪が抜けやすくなったと感じたら、次の点を気にしてみましょう。
・頭皮が乾燥している?
肌と同様で頭皮にも乾燥が起こります。
頭皮の乾燥が起こると、痒みやフケが発生しやすくなります。つまり、頭皮のバリア機能が低下している状態です。悪玉細菌が毛母細胞にダメージを与えるなど、頭皮ストレスを起こすことが多くなります。
・頭皮が冷たい?血行不良
寒いことが原因で血流が悪くなり、血行不純を起こして頭皮にストレスがかかります。
そして、血行不良によって髪に必要な栄養素が行き渡らなくなり、髪が生えずに抜けやすくなります。
冬の抜け毛対策に必要なこと
まずは乾燥を防ぐために、刺激が少なくて保湿力のあるシャンプーを使用しましょう。
世界発毛科学研究所が育毛発毛のために開発した、天然アミノ酸フィッシュコラーゲンを主原料にしたシャンプーを使用して、頭皮に潤いと栄養を与えて善玉菌がバリア機能をつくれるようしましょう。
また、温かいお風呂にはいって頭皮マッサージをするなどして、血行促進をおこなうこともおすすめです。
まとめ
冬になるにつれて気温が下がって寒くなり、空気が乾燥する状況は発毛にとって大敵です。
対策は難しいわけではないので、試してみてください。自分なりの対策をしても、短い抜け毛が増えたり、痒みや湿疹があれば毛髪検査をするようにしましょう。
「世界発毛科学研究所」
ワールドヘアサイエンス
フリーダイヤル 0120-77-3911
発毛理学博士 伊藤勝文
子供や女性の薄毛や脱毛症の発毛アドバイス