2022.01.07

大病がなぜ脱毛症の原因に?

脱毛が発生する原因は1つだけではなく、病気・ストレス・食生活など、様々な原因が考えられています。

今回は大病と脱毛の関係についてみていきましょう。

 

大病とは?脱毛原因になりうる?

文字通り病気のことを指しており、重い病気である「がん」や「脳卒中」などが該当する病気です。そして、この大病は脱毛症に関係します。

 

例えば、内臓の病気は髪に影響がすぐに表れます。肺病は病気自体が軽く済んでも、髪が細く毛量が少なくなり、髪が成長しません。

腎臓病の場合は全体の毛量が減り、毛が透けた状態や毛髪が長く伸びなくなり、弱々しくなります。

 

他にも、大病の影響で高熱が何日も続き、熱が下がった後、全頭脱毛になる場合もあります。

また、大病の治療をするために飲む薬の副作用によって、脱毛症になる恐れも。髪は元気がなくなり、パサパサした感じや、やたら抜け毛が多くなる症状が挙げられます。

 

免疫力も脱毛に関係する

大病は、高熱が出ることで激しく体力が消耗されるため、免疫力の低下が起こります。

免疫力が低下している状態だと、頭部常在菌叢や腸内細菌叢の悪玉菌が増殖して色々な細菌が身体に入ってきます。こうしたことも引き金で円形脱毛症になり、多発性脱毛から全頭脱毛症になることは多くある事例です。

 

さらに命に関わるような深在性真菌症になると、肺などに入って呼吸困難になり、衰弱して大変に危険な状態になります。

真菌は多く免疫力が正常に働いていれば心配ないのですが、大病を患うとそれに伴いこうした病原性真菌や、普段は何も悪さをしない表在性真菌も脱毛症の原因です。

この表在性真菌はステロイド剤の副作用で、表在性真菌症になる可能性もあり、更にステロイドの影響で脱毛症になることがあるとされています。

 

また、免疫抑制剤の副作用で細菌感染を起こし、毛穴や汗腺、脂腺、口や喉などのあらゆるところから、細菌やウイルスが身体の中に入ってきます。

そして、副作用で起こり、脱毛症は全身性脱毛症になるのです。これは薬(化学物質)の副作用のため、残念ですが発毛の手立てはありません。

 

まとめ

ワールドヘアサイエンスでは、脱毛・発毛に関する相談を受け付けています。

年齢に関係なく、少しでも髪についてお悩みがある場合はワールドヘアサイエンスまでご相談ください。

 

「世界発毛科学研究所」

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発毛理学博士 伊藤勝文

子供や女性の薄毛や脱毛症の発毛アドバイス

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