2021.12.03

薄毛や脱毛症は喫煙が大きく関係している?

喫煙は百害あって一利なしと言われるように、健康を害する最悪のものです。

また、私たちの髪にも大きなダメージを与えます。今回は、脱毛と喫煙の関係についてご説明します。

 

喫煙がもたらす健康への影響は?

そもそもタバコは化学物質のかたまりです。厚生労働省の情報では、タバコからは3,044種類、タバコの煙からは3,996種類の化学物質があるといいます。

化学物質の怖さはたとえ喫煙を止めても、今迄に体内に蓄積された化学物質は自然には対外へ排泄されずに体内脂肪や皮下脂肪中に溜まっています。そして、その悪影響が一生続きます。

タバコは副流煙の方が発がん性の化学物質が多くあるといい、部屋の中や車内で喫煙することで、他人にまで多大な健康被害を及ぼします。

 

長期の喫煙によって起きる癌や虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)、慢性閉塞性肺疾患(肺気腫、慢性気管支炎)は、喫煙による喫煙関連三大疾患と呼ばれています。また、たばこの煙に含まれるニコチンが胃液の分泌を促進させる一方で、胃や十二指腸の血管を収縮させ粘膜の抵抗を弱めるため、胃や十二指腸潰瘍を引き起こすと言われています。

生理的に影響を及ぼす主な有害物質は、ニコチンと一酸化炭素です。ニコチンは中枢神経系を興奮させ、心拍数の増加、血圧上昇、末梢血管の収縮など心臓、血管系に影響を与えます。

そして一酸化炭素は赤血球のヘモグロビンと結びついて、血液の酸素運搬を阻害するため、毛母細胞の働きが低下します。

 

この毛母細胞の働きの低下が、薄毛や脱毛の大きな原因になる場合があります。喫煙者の毛根や毛髪を検査しますと、正常な毛根ではなく、正常に細胞分裂をしていない状況が見えます。

 

喫煙により毛細血管が収縮して血流障害を起こし、酸素や栄養を毛母細胞に運ぶことができません。毛根の先が尖ったようになり、栄養不足で粃糠性脱毛根になりやすくなるようです。

そして、毛穴からは発毛本数が少なくなり、太い髪も少なくなることに。そして、薄毛・脱毛の状態になります。

 

乳癌は大腸癌とともに増加する一方ですが、その原因として欧米食の乳製品などの動物性脂肪の摂り過ぎと砂糖の摂取過多、そして喫煙や副流煙、食品添加物を多く摂取している事が考えられます。

 

喫煙者はほとんどの方が低体温体質になっているか、なるようです。低体温は免疫力の低下をもたらす元凶です。低体温体質は万病の元、薄毛や脱毛原因の根本原因となる怖れがあります。

 

 

喫煙者の毛髪の特徴は?

喫煙者の毛髪はくせ毛や乾燥毛になり、毛切れを起こしやすくなります。喫煙をしたからと言ってこうした症状がすぐにでる訳ではないので、自分は大丈夫と思ってしまうようですが喫煙の習慣はいずれ表れてくるようです。

髪のキレイな状態とされる、ツヤやハリ、まとまりはありません。髪が生えてきたとしても、細く弱い状態なので、薄毛や脱毛の状態は改善にしくいでしょう。

 

まとめ 

最近は禁煙が叫ばれ多くの方が禁煙をするようにはなりました。

薄毛や脱毛症を治したいのでれば禁煙をしましょう。また、禁煙をしても薄毛や脱毛の症状が改善しない場合には、ワールドヘアサイエンスにご相談ください。一人ひとりにあった対策をご紹介します。

 

「世界発毛科学研究所」

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発毛理学博士 伊藤勝文

子供や女性の薄毛や脱毛症の発毛アドバイス

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