2023.08.16
【発毛】食事から気を付けるためのポイント解説!
毎日の食事は健康のためにはもちろんのこと、髪の毛にとっても気を付けなければいけません。
今回は、何の食材にどのような効果があるのかを解説していきます。
目次
発毛の鍵はタンパク質
身体は水とタンパク質でできています。
もちろん、毛髪もタンパク質のケラチンタンパクなどで出来ていますので、タンパク質を摂取しなければなりません。
特に、必須アミノ酸は身体で合成できないので、食事から摂取することが大切です。
3食きちんと食べ、タンパク質を積極的に取り入れる食事を意識しましょう。
発毛に必要な栄養素
タンパク質以外にも、以下のような栄養素が必要です。
・ビタミン
頭皮環境を整えてくれて、皮脂分泌を抑えてくれるので頭皮の毛穴つまりを防ぎます。
ナイアシン(B3) = アミノ酸をケラチンに変える働きをもっています。体内に蓄積されずに排泄されてしまうため、毎食食べ物から摂る必要があります。
代謝に不可欠な物質。アルコールの分解にも使われるので、過度な飲酒は良くありません。
ナイアシンが含まれている食品=サンマ、サバ、マグロ、ササミ、牛肉、タラコ
ビタミンB6=アミノ酸の生成を肝臓で助けます。不足すると湿疹や肌荒れを招きます。
食品=サンマ、サバ、マグロ、ササミ、牛肉、タラコ
パントテン酸(B5)=タンパク質の代謝を促進します。
食品=魚、肉、卵、牛乳、納豆
ビタミンE=血行促進、活性酸素を防ぎます。肩こり、冷え性に効果があります。
食品=ナッツ類、ゴマ、うなぎ、抹茶
ビタミンA=髪自体の健康を促進します。
食品=チーズ、バター、レバー、うなぎ、ほうれん草、にんじん、紫蘇
・ミネラル
細胞の健康をキープしてくれる栄養素です。
亜鉛=細胞の新陳代謝を上げます。タンパク質を合成し、髪を発毛させます。
食品=牡蠣、レバー、うなぎ、タラコ、サンマ、ホタテ、海藻
銅=メラニンを生成します。=甲状腺の働きを促進して、髪の発育を促します。
食品=ナッツ類 、ゴマ、レバー
ヨウ素 =甲状腺の働きを促進して、髪の発育を促します。
食品=ワカメ、ヒジキ、昆布
・脂肪酸
血行促進、ホルモンバランスの調整、新陳代謝の活性化に効果があります。
リノール酸=頭皮の血行を良くします。抜け毛や予防髪のパサつきに効果あり。
食品=ゴマ油、コーン油、ベニバナ油
気にしすぎは注意!
「髪に悪いから絶対だめ」「この食べ物は発毛に必要だから必ず毎日食べないとダメ」など、縛りをつけてしまうと、それがストレスになって寧ろ発毛の妨げになる可能性があるので注意しましょう。
また、○○だけ食べればいいというのではなく、健康のためにはバランスの良いメニューでの食事がベストです。
「世界発毛科学研究所」
ワールドヘアサイエンス
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発毛理学博士 伊藤勝文
子供や女性の薄毛や脱毛症の発毛アドバイス