2020.11.19

子供の円形脱毛にカビが関係します!今からできるカビ対策とは?

皆さん、円形脱毛症の根本的な対策は生活環境の見直しです。しかし、生活環境だけでなく、日常生活に潜む「カビ」にも脱毛の原因は潜んでいます。

今回は、子供の円形脱毛対策に関係するカビの対策についてご説明します。

 

子供の脱毛に関係する「カビ」とは?

子供の脱毛にも関係するカビというのは、糸状構造を持っている糸状菌の一群で真菌類です。性質としては、高温多湿な環境で育ちます。

 

家の中のカビが生えやすい場所は次のような場所です。

 

・トイレ、浴室、洗面所、キッチンなどの水回り

・クローゼット、押入れなどの喚起のしにくい収納場所

・マットレスや敷布団など、通気性があまりよくない寝具の裏側、枕の中は意外とカビやすいので、枕を洗って日干しをしましょう。

・エアコン・空気清浄器・加湿器内部など、多湿でホコリが溜まりやすい機械内部

・帽子やヘルメットは中々洗うことをしませんが、帽子やヘルメットの内側を使用後は熱めのタオルで拭いたり除菌スプレーをかけたり、日干しをして殺菌をするようにしましょう。夏期など汗を沢山かくときは一週間に一度は帽子などは洗うようにしましょう。

 

このように水気が多く湿度が高い場所や、風通しが悪いとカビが発生しやすいです。

 

カビで起こる子供の脱毛は、表皮ブドウ球菌や黄色ブドウ球菌、頭皮にいるマラセチア菌というカビの一種の真菌類が原因であるとも考えられています。

皮脂や汗などが多く分泌されて不潔にしますとこのカビが増え、脂漏性皮膚炎を引き起こす原因とも考えられており、皮脂などをエサにして増殖し黄色ブドウ球菌などが頭皮に炎症を引き起こします。

 

カビが原因で脱毛が起こらないために頭皮の環境をよくするには、自宅の生活環境と頭皮の育毛環境を清潔にすることが大切です。

 

子供の脱毛の予防に繋がる家庭でのカビ対策は?

前述で、自宅内で発生しやすい場所をご説明しました。子供の脱毛の予防には、特に「エアコン」「空気清浄器」「加湿器」などのカビに注意が必要です。なぜなら稼働させた際に、部屋中にカビが広がってしまうためです。

 

最近では温度調整をするために、一年中エアコンを利用している場合が多くなりました。エアコンが進化して空気清浄機能搭載しているものは、24時間使用していることもあります。フィルターはほこりを取ることはできますが、一方で室内機の奥の送風ファンや冷却フィンは中々掃除ができずにカビが発生することがあります。定期的に洗浄し、時間が無いときには、エアコンの除菌消臭剤のスプレーを利用してフィルターを清潔にしましょう。また、エアコンを止めるときは送風にしてしばらく風を出し、エアコンの中を乾燥させるようにしましよう。

 

最近の空気清浄機はフィルターに水を掛け、そこへ風を送って空気を洗うようなものが多く出ています。これは、空気中の雑菌がフィルターや水の中に入り汚れやすいものです。こまめな洗浄をして、カビ対策をしましょう。

 

清潔を保ってカビ予防を!

カビ菌(真菌類)は円形脱毛症や多発性脱毛症などの突発性脱毛症の原因となることも十分考えられます。また、色々な皮膚病や命に関わる病気になることがあります。免疫力の低下や病気のとき、風邪薬や抗生物質などやステロイド剤、免疫抑制剤などを服用しているときに、カビ菌を吸っていますと深在性真菌症(病原性真菌症)になる怖れや、表在性真菌症の恐れもあるのです。

 

カビ対策は子供の脱毛症予防対策として重要なことです。カビが発生しやすい場所を把握し、カビが生えないようにすると同時に除菌も行い、清潔を保ちましょう。

 

「世界発毛科学研究所」

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発毛理学博士 伊藤勝文

子供や女性の薄毛や脱毛症の発毛アドバイス

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