2021.01.29

入浴は子供の脱毛の症状に関係ない?

最近、お風呂はシャワーだけで済ますという若者たちが多くなっています。湯船に浸からないことで、お風呂の時間を短縮できるというメリットはありますが、健康にはどうでしょう。今回は子供の脱毛と入浴の関連性について確認していきます。

 

子供のお風呂事情

現代の10代の子供は、湯船に浸からない割合が増えており、シャワー派の人が6割以上となっています。お湯を溜めるのが面倒、水道代・ガス代を節約したいから、という理由でシャワーのみでお風呂を済ませているという人が多いのではないかと考えられます。賃貸などでは、お風呂場がシャワーのみである場合もあり、必ずしも湯船が家にあるというわけではありません。

 

脱毛の対策のために、湯船に浸かる必要はあるの?

湯船に浸かり、温まることで皮膚のバリア機能を健康的にします。このことは脱毛の症状に罹りにくくすることになります。お風呂に毎晩ゆっくり浸かり汗をかくことは老廃物を出し、末端の血流の促進となり冷え症や低体温体質の改善にもなります。また、皮膚の老廃物を出すことは、皮膚の新陳代謝の活性を高め皮膚常在細菌の正常菌叢のバランスを良くします

 

健康にも良いもので、自律神経の疲れストレス解消にも大いに役立っています。自律神経を休めるには、熱いお風呂は厳禁です。40度から41度くらいのぬるめで、お腹を温めるようにゆっくり入るようにしましょう。お腹の周りにはリンパが60%くらいあると言われ、リンパの流れを良くすることは免疫力を上げることにもなります。汗がじんわり出てくる程度で入浴を続けると副交感神経が優位になり、交換神経が休まることになります。サウナで温まろうとする場合は、いきなり高温のサウナに入るのではなく、お風呂で身体をあたためてから低い温度のサウナで汗をかくようにすると良いでしょう。

子供には敢えてサウナにいれることはありません。
それより親子のスキンシップなどはとてもお風呂に一緒に入ることは、有効で子供もこころから合いそれていることを実感できます。安心や安らぎは交感神経の疲れをとることが出来ます。そして子供の洗髪をしてあげることはこどもでは十分な洗いや安来ができませんから、育毛環境を良くする上でも是非するようにしたいものです。

 

特に子供は新陳代謝が活発で汗を良くかき、皮脂分泌も活発ですので、皮膚の常在菌の餌が豊富ということになります。そうした皮脂や汗をいつも清潔にすることが脱毛の予防となりますので、入浴はその意味でも毎日の習慣として行うようにしましょう。

 

子供の脱毛症の予防に効果的な入浴タイミングとは

子供の脱毛・薄毛を予防するには、夜にお風呂にはいりましょう。1日の汚れをそのままにしておくと、頭皮の毛穴に汚れがつまり、髪の毛の成長を妨げることに繋がります。また、脱毛の症状にだけではなく、睡眠に効果的です。睡眠の2~3時間前にお風呂に入ることで寝付きが良くなるため、質の良い睡眠ができます。子供に起こる脱毛予防のために、入浴について見直しましょう。

 

「世界発毛科学研究所」

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発毛理学博士 伊藤勝文

子供や女性の薄毛や脱毛症の発毛アドバイス

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