2021.01.14

腸内環境の改善は脱毛対策に意味ない?子供の脱毛を防止するには

最近「腸内環境」という言葉を耳にすることはありませんか?大人・子供関係なく、腸内環境が改善されることは身体に良い影響を与えるとされています。

では、腸内環境改善は脱毛にも関係あるのでしょうか?今回は脱毛の対策とともにご説明します。

 

腸内環境は健康のバロメーター?

人間の腸内には、3つに分類されている1000種類以上の腸内細菌が100兆個以上潜んでいます。

 

➀善玉菌:乳酸菌・ビフィズス菌など

②悪玉菌:ブドウ球菌、ウエルシュ菌

③日和見菌:大腸菌

 

これらの腸内菌は腸内に広がり、腸内フローラと呼ばれています。フローラと呼ばれる理由は、顕微鏡で見ると花畑のように見えるからです。

 

善玉菌が多いと、ビタミンの合成・感染防御・免疫力の向上が期待できます。一方で悪玉菌が多いと、肌荒れ・免疫力低下・生活習慣病・鬱症状・便秘が発生してしまいます。日和見菌は身体が不調な時に活動し、悪く働きます。腸内細菌のバランスは善玉菌が2割、悪玉細菌が1割、日和見菌は7割といわれています。

 

善玉菌が多いことで健康的な症状が身体に表れるため、腸内環境と健康は繋がっているのです。子供に脱毛の症状が起こる原因として免疫力の低下が関係しますので、腸内環境の良し悪しは少なからず関係すると言えます。

 

子供の脱毛予防に役立つ腸内環境の改善方法

子供の脱毛に関わる腸内環境は、日々の生活から改善を心掛けていきましょう。

 

➀食事の改善

脱毛の悪化は免疫力低下が関係しますので、腸内に善玉菌の量を増やすことが鍵となります。

 

子供の腸内環境の改善・脱毛の対策にも、食事の改善が1番効果的です。

まずは、毎日口にする飲み物を見直しましょう。子供の好きなコーラやカルピス、ジュースには砂糖がふんだんに使用されていて、砂糖は悪玉菌の餌となり益々悪玉菌を増やします。毎日の飲みものが、ジュース類や清涼飲料水であればお茶や水に変更してみることで腸内環境を改善することが期待できます。

 

食事は、腸内細菌の善玉菌を増やすには乳酸菌などの発行食品を多く摂り食物繊維を多く摂取しましょう。豆乳ヨーグルトや納豆などがおすすめです。また、海藻類などの水溶性食物繊維は便通を良くして、便秘の改善や大腸がんの抑制にもなります。

 

②ストレス対策

ストレスを感じてしまうと消化機能の低下や下痢・便秘が発生し、腸内環境が乱れてしまいます。子供が1人で悩みを抱えていることや遅くまで起きてゲームやスマホをしていることは身体が感じるストレスの原因となり脱毛の症状となるので、子供の行動を大人が見てあげることが大切です。

 

まとめ

子供の脱毛予防には、腸内環境を気にすることはとても重要なことです。脱毛に関わる免疫力はいつも高めるためには、腸の善玉菌はとても大切でいつも優位にすることが重要です。腸内環境を改善し、子供が突発性の円形脱毛や全頭脱毛症にならないようにしましょう。

 

「世界発毛科学研究所」

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発毛理学博士 伊藤勝文

子供や女性の薄毛や脱毛症の発毛アドバイス

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