2020.12.17

子供の脱毛と毎日の食生活の関係|食事改善で予防できる?

脱毛の原因は突発的に起きるものと徐々に抜けて行く場合、男女の違い年齢が関係する場合など色々と原因が違います。そして脱毛原因が複数あることがあります。ですから一人ひとりの毛髪検査やヘアカウンセリングをしてその脱毛原因を正しく調べることがとても重要です。現代に生きる子供の脱毛は脱毛原因が多岐にわたり、一人ひとりに対してはハッキリと明らかになってはいませんが、食生活も関係あるのではないかと考えられます。子供の発毛と健康を維持するために気を付ける食生活のポイントをご紹介していきます。

 

子供が脱毛になりやすい食生活とは?

ふと子供の頭皮をみたら、他のこどもよりも全体に毛髪が少なく頭皮が透けすけに見えている場合や、中々髪が太くならない、短い内に抜けてしまい長く伸びない…なんてことはありませんか?これが、子供の植生活や嗜好品が関係している脱毛の症状です。また、間違った食生活をしていますと必須アミノ酸や必須ミネラルの摂取が出来ないばかりか、食品添加物の接種によって貴重なミネラルが排泄されてしまいます。欧米食などの肉食に偏ると腸内細菌の悪玉菌が多く増殖してしまいます。そのために皮膚の常在細菌のバランスがくずれて皮膚のバリア機能が働かなくなります。こうしたことの他に更にいくつかの脱毛原因が重なりますと、円形脱毛症などが発症する怖れが出てきます。子供の食生活が次の項目に当てはまった場合には注意しましょう。

 

➀好き嫌いが多い

子供の食生活で発生してしまうお悩みで挙げられるのが、好き嫌いではないでしょうか。せっかく栄養バランスを考えて食事を使っても、食べてくれないと不足してしまう栄養がでてきてしまうかもしれません。子供が幼少のうちから好き嫌いを減らしておくことで、将来の髪や健康の問題解決にも繋がるでしょう。

 

②食事制限だけのダイエット

思春期の子供の中にはダイエットを始めようとすると、食事量を減らすことを考えることも多いようです。今までの食事を見直して、バランスよい食事に変更するダイエットなら問題ありませんが、極端に1つの物を食べ続けることや、野菜ばかり食べたりしてタンパク質を取らない。その逆で全く食べない食事法でダイエットをするのは注意が必要です。

ダイエットでは特に油は懸念されがちですが、油物をまったく食べないと皮膚や頭皮の乾燥が増加します。乾燥は髪の毛が抜ける原因ともなります。他にも偏った食事で栄養不足やホルモンバンスの乱れが起こる原因です。

食事制限だけでダイエットを行おうとしてないか、子供の食事を気にかけてみましょう。

 

③外食がメイン

外食は糖質や脂質が多くなりがちです。たくさんのメニューがある中から子供が栄養バランスを考えて料理を選ぶことは難しいでしょう。また、外食では食品添加物が使われていることもあり、脱毛の症状を促進させてしまう可能性があります。

栄養バランスのためと思い、追加で注文するとお金もかかってしまいます。健康と節約も考えて今までよりも外食の回数を減らして、自炊を心掛けましょう。料理をすることで、献立を考える段階で何の栄養が足りないかを確認することができます。

 

子供の脱毛予防におすすめの食べ物!

体や髪の毛は食べた栄養からできているからに他なりません。

健康的な毛髪をつくるには、正しいい食生活の中で「タンパク質」「ミネラル」「ビタミン」のバランス良い摂取が必要です。

 

タンパク質…・動物性…赤身肉・たまごなど

タンパク質…・植物性…大豆製品・小麦など

ミネラル…海藻・アーモンド・豚レバー・牡蠣など

ビタミン…緑黄色野菜・青魚・オリーブオイルなど

 

毛髪も身体もタンパク質で出来ています。タンパク質は動物性と植物性がありますが両方を摂るようにしましょう。

貝類からはタウリンの摂取を、大豆製品からはイソフラボンの摂取を、そして、海藻類からは豊富な水溶性食物繊維とミネラルの摂取を心掛けましょう。

 

まとめ

子供の薄毛や脱毛は決して偶然に起きるものではありません。日常の食生活を見直すことで、予防・改善が期待できるかもしれません。

食品添加物などの化学物質などの摂取は、料理を作る際にしっかりとその危険性を勉強して、子供や家族を脱毛の症状から守るようにしましょう。

知らずしらずの内に現代型の栄養失調になっている場合があります。

 

「世界発毛科学研究所」

ワールドヘアサイエンス

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発毛理学博士 伊藤勝文

子供や女性の薄毛や脱毛症の発毛アドバイス

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