発毛のための食生活とは？

2022.06.28

髪の毛は食べ物の栄養からつくられているため、食生活が影響しています。

今回は発毛にいい食べ物と悪い食べものについてみていきましょう。

髪の毛は、毛母細胞、毛乳頭、毛球、毛細血管、皮脂腺によってできています。

そして、「ヘアサイクル」という髪の成長期間で発毛します。このヘアサイクルは次の通りです。

毛母細胞が分裂して髪の毛が成長します。古い髪は抜け落ちて、新しい髪が生えてき、2年～６年程度の期間です。

髪の毛の成長が徐々に止まり、この期間は2～3週間程度です。毛母細胞の分裂がストップしています。

3.休止期

髪の毛の成長はしなくなります。ここで成長が止まった髪の毛は、次の成長期で抜け落ちます。この期間は3～4ヶ月程度です。

このヘアサイクルは生きている間に、15～20程度繰り返されます。

しかし、ヘアサイクルが乱れていると、以下のようなことが起こります。

・髪が成長しない

成長期が短くなってしまい、髪の毛がきちんと成長しません。細くて艶がなく、すぐに抜け落ちてしまう髪が生えてきます。

・なかなか髪が生えてこない

毛母細胞へ栄養が行き届かず、発毛しなくなってしまいます。

このようなヘアサイクルの乱れは、ホルモンの乱れや血行不良、加齢が関係してきます。

加齢は予防することはできませんが、ホルモンの乱れや血行不良は食生活によって改善が期待できます。

冒頭でも記載した通り、髪の毛は食べ物に含まれる栄養によって成長します。

そのため、食べる物を意識しましょう。次のような栄養素は髪の成長に必要です。

・タンパク質

・ヨウ素

・亜鉛

・ビタミンE

・ビタミンB群

・カプサイシン

などです。

これらは料理のメインとなる肉や魚、野菜、たまご、フルーツなどに含まれている栄養素であるため、食事で取り入れることは難しくありません。

ただし、意識しないと摂取しきれないこともあるので、バランスの良い食事を心がけましょう。

また、せっかく良質な栄養素を摂取しようとしても、その食事が食品添加物まみれだと身体にダメージを与えることになります。

そのため、ファストフードやコンビニのお弁当を極力避けて、添加物の使用がない食材を食べることが望ましいです。

「世界発毛科学研究所」

ワールドヘアサイエンス

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発毛理学博士　伊藤勝文

子供や女性の薄毛や脱毛症の発毛アドバイス