2022.02.11

髪のカラーリング(染毛)や脱色はどのぐらい負担がある?

今、美容室ではカラーリングをするために利用する方が多くいるようです。

黒髪はダサイとか地味にみられるというのでしょうか?  ですからおしゃれ染めという言葉がうまれたのでしょうか!?

しかし、日本人の黒髪は海外の方からはとても神秘的で美しい、東洋的な美としての憧れとなっています。

私も日本女性の黒髪と肌のきめ細やかとは日本人独特の美しさと優しさが感じられると心から思っています。カラー染めの髪には日本人の美しさがあまり感じられません。

 

染毛で赤く染毛することがおしゃれだと思ったりすることと、白髪を黒くすることとは少し意味が違うようです。

しかし、いずれにしましても少しでも若く見え、美しく綺麗でいたいと人生を楽しむために、髪の毛のカラーリングをしているという方は多いのではないでしょう。

 

そんな中、カラーリングは髪の毛が傷む原因になると言われていますが、脱毛には影響があるのでしょうか。

色いろな美意識はあるとおもいますが、化学物質を使用して染毛することは大きなリスクを伴うことがあります。

 

髪の毛の色は何で変える?

まず、髪の毛の色を変える方法として、カラーリング(染毛)、ブリーチ(脱色)、白髪染めがあります。

 

好きな色に髪の色を染めることはおしゃれ染めでカラーリングといい、主に酸性染料で毛髪の表面に色を付けるようにします。

ブリーチは過酸化水素の酸化によって髪の色素が抜き、明るい髪色にすることが可能です。過酸化の白髪染めは酸化染料といい、毛髪の中まで染める方法で白髪を黒くします。

「過酸化水素は早くいえばオキシドールといえば分かる方もいると思いますが、以前は擦り傷や怪我をしますと消毒として使用していたものです。その強い酸化作用により殺菌消毒として使っていたものです。今では治療法が少し変わり、擦り傷や切り傷などにはオキシドールは使用されたくなりました。それは皮膚をまもっている常在細菌の善玉菌までも殺してしまう事は良くないとの考ですから怪我をしたときはまずは綺麗な水で患部をきれいに洗うことが重要として、その後は浅い傷は出来る限り空気に触れさせずに自分自身の体液を、自然治癒力をたかめるようにして抗生物質との併用も考えた治療法にしています。随分と以前の治療法が変わって来ています。」

日本人の黒髪はメラニンタンパクという黒い色素が毛皮質に入っていますのでそれを脱色するために使用します。しかし、この強い酸化作用は頭部常在菌を殺してしまいますので、頭部のバリア機能を破壊するものです。と同時に毛皮質内メラニンタンパクを破壊することにより、毛髪に大きなダメージを与えて毛皮質内のケラチンタンパク質にダメージを与えてボロボロにしてしまいます。」

 

最近では白髪染めといっても、以前のように真っ黒にはしない人が増えました。おしゃれ染めのような、明るい栗色にすることも出来ます。しかし、この明るくする染毛方法でも最初にこの黒い色素のメラニンを破壊する事が必要なのです。ですから染毛は毛髪を根本的に破壊する行為となります。もちろん頭皮を守っているバリア機能を破壊するものです。

 

カラーリングにデメリットはある?

簡単に雰囲気を変えられるメリットがある一方で、デメリットもあります。それは、染毛をして接触性皮膚炎(カブレ)を起こすことです。

 

この症状がひどくなり、アナフィラルキシーショクで病院へ運ばれる場合もあります。

アナフィラルキシーショクがひどい場合は気管支が異常な炎症をおこして気管支が腫れてしまい、呼吸不全を起こし、死に至る危険も。この毒性は、ジアミンという化学物質の作用です。

 

化学物質は体内に入ると自然には排泄されずに脂肪組織に蓄積し、ある一定量を過ぎると化学物質過敏症として身体に異常が現れるようになります。

ジアミ系の酸化染料で急にカブレるようになったというのは、ジアミンが体内に蓄積されて許容量をオーバーしたということです。

カラーリングでカブレてしまった方は、ジアミン系の染毛剤は使用しないようにしましょう。

 

また、おしゃれ染めのヘアカラーなら酸性染料だから大丈夫思っている人がいます。しかし、おしゃれ染めのヘアカラーにもジアミンが入っているものが多く出回っています。

そのため、カブレが発生しないわけではありません。

 

このように、髪の毛のカラーリングは、自分の体調の変化にも気をつける必要があります。

 

カラーリングは何が脱毛症に影響する?

カラー剤のジアミン系成分で脱毛症になることがあります。ジアミン系の脱毛症は頭部のカブレが酷くなり、化学物質によって頭皮が炎症を起こして毛母細胞まで破壊することによって脱毛します。

酷い痒みと痛みで一日中苦しんで、最終的には毛髪が抜けてきます。

 

また、ヘアカラーは頭皮のバリア機能を担っている頭部常在菌を殺してしまいます。そのため頭皮の細菌感染が起こり、脱毛症が起こりやすいです。

 

染毛剤は円形脱毛症の発症の引き金になる事が多く考えられます。

 

脱毛症を発生させないためには

頻繁にカラーリングをしないようにしましよう。6か月以上の間隔にしたり、できれば染毛はやめるようにしましよう。

カラーリング後に頭皮の違和感があれば、すぐにワールドヘアサイエンスで頭皮の検査をしましょう。

ワールドヘアサイエンスは、こうした染毛剤による脱毛の、発毛回復の相談を承っていますのでご相談ください。

 

「世界発毛科学研究所」

ワールドヘアサイエンス

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発毛理学博士 伊藤勝文

子供や女性の薄毛や脱毛症の発毛アドバイス

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