2022.01.14

髪を洗うのに石鹸シャンプーの使用はどう?脱毛に関係する?

シャンプーといっても様々な種類があり、この記事ではその中の石鹸シャンプーについてご説明します。

どのシャンプーが自分に合っているのか選ぶのに迷っている方は、この記事を参考にしてみてください。

 

石鹸シャンプーとは

石鹼シャンプーは、名前の通りで石鹸の成分で作られたシャンプーのことです。

石鹸ということもあり、頭皮への刺激が比較的少なくなっています。洗い流し後は、スッキリとして使用感です。そのため、頭皮のベタつきにお悩みのある方には良いのではないでしょうか。

 

しかし、石鹼シャンプーは油脂を強アルカリの化成ソーダで分解して、それを冷やして造ります。その為にアルカリ性が強くなります。頭皮から弱酸性である髪は石鹸シャンプーによりアルカリ性に傾き、キューティクルが開いて指通りが悪くキシキシした状態になる可能性があります。

どのような油脂を用いても化成ソータ゛で化学分解することにより石鹸シャンプーはアルカリ性になります。

ご自分の汗や古い角質を除去するとともに、いままでの分泌された皮脂をとり石鹸に使用された油脂が頭皮や髪に付着することになります。

問題は石鹸シャンプーによりアルカリ性の頭皮になることです。そして余分な油脂を頭皮に付着させることです。

 

この状態を解消するためには、石鹸シャンプー後の濯ぎをしっかり行ってシャンプー剤を頭皮や毛髪から取りましょう。そして酸性のリンスを使用して髪を弱酸性の状態に戻すことが必要です。、このひと手間を忘れずにおこないましょう。

 

石鹸シャンプーは脱毛に関係する?

石鹸シャンプーが、全て悪いということではありません。しかし、使用する場合に既に円形脱毛症、多発性脱毛症、全頭脱毛症などになっている場合、さらに症状が悪化する怖れがあります。

それは、石鹸に使用される油脂の成分が細菌の餌になる恐れがあるためです。

 

例えば、石鹸シャンプーをして酸性リンスを使用しない上に、濯ぎが不十分な場合には洗髪後にすぐフケが出ることがあります。

この原因の一つと言われているのは「マラセチア」と言って、頭皮にいる常在細菌のせいです。

元々フケは古い角質が自然に剥がれてなるものですが、シャンプー後にすぐフケが出るのは石鹸の成分の油脂が頭皮に残り、それを食べた菌が増えたものと考えられます。普段は害があるような菌ではありません。

 

しかし、頭皮の脂や汗を好んで爆発的に増殖することがあり、結果として頭皮に炎症を起こし、激しい痒みとフケを生みます。シャンプー後に直ぐに痒みがでる時は「マセラセチア」が関係していることがあります。

しかし、マラセチアは円形脱毛症にほとんどの場合は関与していません。でも薄毛の原因になることはありまする酷い痒みとともに抜毛が多くなる時はマラセチアが増殖していることがせかんがえられますが、だからと言ってフケ止めシャンプーや薬用シャンプーは決して使用しないようにしましょう。

なぜなら頭部常在細菌の善玉細菌まだも殺してしまい、かえって頭皮のバリア機能を破壊してしまうことになります。

 

円形脱毛症などが出来ていると、真菌「カビ菌」がこの油脂などを餌にしてもっと増殖し、多発性脱毛症や全頭脱毛症へと、さらに悪化とせる原因となるので注意が必要です。

 

まとめ

決して石鹸シャンプーが悪いと言っているわけではありません。

円形脱毛や多発性脱毛症などの細菌性の脱毛症には良くないだけで、脱毛症では無い方にはなんのも影響もありません。

 

「世界発毛科学研究所」

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発毛理学博士 伊藤勝文

子供や女性の薄毛や脱毛症の発毛アドバイス

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