低体温体質の改善が脱毛予防になるの？

2023.06.14

脱毛対策には、様々な手段があります。

今回はその一つとして挙げられる「低体温質の改善」について、説明していきます。

人間の体温は36.5℃、子供で36.7℃位が平熱といいます。

子供は大人より細胞活性、基礎代謝が高く、体温も大人より少し高めです。

健康で免疫力をいかんなく発揮出来るのは、基礎代謝の正常なエネルギーが出ていることが重要です。

そのため、体温が低いということは何等かの理由によって基礎代謝が低いということです。その基準となる体温が35.0℃です。

しかし、35.0℃台の子供を最近はよく見かけます。このことは非常に危機的な状況で、免疫力が正常に働いていないということなのです。具体的には、体温が一度低いと免疫力は30％下がるといいます。

低体温の状態は前述したとおり、基礎代謝が低い状況です。

つまり、血行不良であることを意味します。

髪の成長に必要な栄養は、血液によって頭皮まで運ばれます。そのため、血行不良だと十分な栄養が運ばれず、弱い髪が発毛してしまいます。

その結果、脱毛してしまうということです。

低体温を改善するためには、次のような方法を実施してみましょう。

筋肉が収縮する際に熱が発せられます。

また、運動をすることで血の巡りが良くなるため血流が改善され、低体温の改善も期待されるでしょう。

毎日できるような30分のランニングやウォーキング、かかとの上げ下げ、足の指の閉じ開きなどは、無理なく続けられるでしょう。

無理なダイエットをして、過剰な食事制限をしている方は低体温になりえるので注意が必要です。

栄養が偏ってしまうことは、健康にも良くないです。

露出が多い服を着ていると、その分だけ身体が冷やされてしまいます。

特に、腹部や指先は冷えやすいので注意しましょう。

最近では、シャワーだけでお風呂を済ませてしまう方が多いようです。

湯船につかることで、身体がほどよく温められるだけでなく、血行が促進される効果もあります。低温体質の改善だけでなく、頭皮への栄養も行き渡るようになります。

今回は低体温と脱毛の関係についてみてきました。

改善方法は難しいことではないので、ぜひ今日から始めてみてください。

「世界発毛科学研究所」

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発毛理学博士　伊藤勝文

子供や女性の薄毛や脱毛症の発毛アドバイス