2023.03.20
トランス脂肪酸は髪の健康に注意!
トランス脂肪酸は日常の食生活に紛れていることが多いですが、健康に良い影響は期待できません。
今回は、どんな点が健康によくないのか見ていきましょう。
目次
トランス脂肪酸とは?
トランス脂肪酸は、食品に元々含まれている場合と油脂を加工・精製する過程で生まれたものが含まれている場合があります。元々含まれている場合は、牛や羊の肉、乳製品に含まれています。
一方、油脂の加工・精製で含まれてしまうのは、植物油と魚油を水素添加で加工することが原因です。
マーガリン、ファットスプレッド、ショートニング、パン、ケーキ、揚げ物などが食品として挙げられます。
トランス脂肪酸は化学物質なので、体内では分解できません。
分解できないということは対外に排泄はできないために体内に蓄積されて行き、細胞膜を破壊します。脳は60%が脂質といいます。その脂質がトランス脂肪酸に置き換わっていけば、認知症やうつ病などの精神疾患になる怖れも出てくると思われます。
トランス脂肪酸はなぜ悪い?髪への影響は?
トランス脂肪酸の摂取が多いと、冠動脈性心疾患のリスクを高めるとも言われています。
なぜならトランス脂肪酸は、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)を増やし、HDHコレステロール(善玉)を減らすので、動脈硬化の原因となります。
「動脈硬化=血流が悪い」とういう意味です。
健康な髪の毛を発毛させるには、血液で発毛に必要な十分な栄養と酸素を運ぶ必要があります。そのため、薄毛や脱毛になりにくいような健康な髪を発毛させるには、血流は大切な条件なのです。
このように、トランス脂肪酸が身体にもたらす悪影響が大きいといえるでしょう。
トランス脂肪酸の摂取量に注意しよう
トランス脂肪酸の摂取を「ゼロ」にするというのは現実的に難しいので、摂取量に気をつけましょう。
日本人が摂取する1日のカロリーを1,900kcalとすると、1%にあたる約2gがトランス脂肪酸の上限の摂取量とされています。
出典:農林水産省「すぐにわかるトランス脂肪酸」
日頃から油物や加工食品を食べことが多いという方は、なるべくそれらの食品を避けることで、摂取量を減らすことができるでしょう。
身体の健康と髪の毛のために気をつけてみてください。
「世界発毛科学研究所」
ワールドヘアサイエンス
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発毛理学博士 伊藤勝文
子供や女性の薄毛や脱毛症の発毛アドバイス