2024.07.26
職種が薄毛や脱毛に関係している！？理由と対策をチェック！
仕事は「暑い」「寒い」「疲れた」などという理由で簡単に休んだり、職種をすぐに変えられたりするものではありません。しかし、仕事によって肉体的にも精神的にもストレスを抱えているという方は非常に多いはずです。
時として、その負担は薄毛や脱毛につながります。
この記事では、薄毛や脱毛の原因になりやすい職種とその理由、さらに対策について解説します。
薄毛や脱毛につながる要因はさまざまですが、しっかりとその要因を把握して対策を行い、予防・改善に努めましょう。
目次
介護士・自宅での介護
高齢化に伴い、介護士や親族の介護をする方が急増しています。
その業務や作業の過酷さから、薄毛や脱毛を訴える方も少なくありません。
介護が薄毛や脱毛の原因になりやすいのは、以下が要因として挙げられます。
- ・24時間の介護によるストレス
- ・肉体的負担
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24時間の介護によるストレス
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親族の介護が理由で、仕事をしながら自宅で介護をしている方や、一日中付きっきりで介護をしている方が年々増えています。
介護は決められた時間に決められた作業を行うものではありません。おむつ交換や掃除などは、一日に何度も行わなければなりません。
中には、認知症の親族を介護しており、徘徊が頻繁に起きて困っている方もいるでしょう。
在宅での介護は、こういった肉体的・精神的ストレスに24時間さらされています。
肉体的負担
介護士の方でも親族の介護をしている方でも、その肉体的負担は大きなものです。
ベッドに横たわっている方のおむつを交換したり、車いすに移乗させたりと、特に腰を悪くする方が非常に多くいます。
こういった肉体的負担から起こる血行不良により、髪の毛に十分な栄養が行き渡らなくなります。また、ストレスによる自律神経が乱れも、血行不良を引き起こすでしょう。
対策
親族の介護を自分一人でしているという方は、まず行政を頼りましょう。
行政を頼ることで、訪問介護サービスや老人ホームへの入所など適切なサービスを提案してもらえます。
すでにサービスを利用しているという方でも、「つらい」と思うのであればケアマネージャーに相談し、より手厚いサポートをしてもらえるように相談すべきです。
一方、介護士の方であれば、栄養バランスの整った食事とストレッチを心掛けてください。食事はビタミンとミネラルの摂取を意識し、野菜や海藻類、きのこ類を多く食べましょう。また、肉体的負担の大きな介護を行った後や業務の合間などにストレッチすることで、血行不良を防げます。
生鮮食品の加工所・売り場
私たちの生活に欠かせない生鮮食品ですが、それが私たちの手元に来るまでには多くの工程があります。
その工程で生鮮食品の鮮度が落ちてしまうのはあってはならないことです。
そのため、生鮮食品を取り扱う場所は常に冷えており、取り扱う人も常に冷気にさらされることとなります。
生鮮食品の加工所・売り場で働くことが薄毛や脱毛の原因になりやすいのは、以下が要因として挙げられます。
- ・体の冷え
体の冷え
常に冷えている場所で働いていると、当然ながら体も冷えます。
「寒いな」と肌で感じるだけではありません。冷気にさらされ続けることで、内臓も冷え切ってしまうのです。
冷える夜に、布団をよけてしまって寝冷えした経験がある方も多いのではないでしょうか。寝冷えをすると、腹痛や下痢などの消化器症状が起こる他、免疫力も低下します。
内臓が冷え切ると、寝冷えと同じことが起こり得るのです。
免疫力の低下は、感染性脱毛症のリスクを引き上げる要因となります。また、血の巡りが悪くなることで栄養が全身に行き渡りにくくなり、髪の毛が栄養を得にくくなってしまいます。
対策
体の冷えは、体温を上げることで対策します。
仕事中は、カイロでおなかや足の裏を温めましょう。腹巻きを併用するとより温かさを維持しやすくなります。
また、飲み物として生姜湯を持って行くのもおすすめです。生姜には血行促進作用を持つ成分が含まれており、内臓の動きも活発になります。
さらに仕事が終わった後に家で入浴する際は、シャワーを浴びるだけでなく湯船につかることで体温アップが図れます。
タクシー・長距離運送業
終電を逃してしまったときや公共交通機関が十分でない土地にいるとき、タクシーは非常にありがたい存在です。
また、今やオンラインで注文し配達してもらうことが当たり前になり、長距離運送業のドライバーはなくてはならない存在となっています。
タクシー・長距離運送業のドライバーという職種が薄毛や脱毛の原因になりやすいのは、以下が要因として挙げられます。
- ・温度差や長時間労働による肉体的負担
- ・接客による精神的負担
温度差や長時間労働による肉体的負担
特にタクシーは、お客さまに快適に過ごしてもらうために夏は涼しく、冬は暖かく保っていることが一般的でしょう。そうすると、車の中と外で気温差が大きくなります。
気温差は、体にとってかなりの負担となります。自律神経が乱れることで血行不良に陥り、髪の毛に栄養が行き渡らなくなってしまいます。
また、長時間座席に座ったままでいることも、血行不良につながる要因です。特に下半身の血行が悪くなりやすく、さらに食後すぐに運転を再開することから胃腸にも負担がかかります。
接客による精神的負担
特にタクシードライバーは、一日に何人ものお客さまを相手にすることになります。
タクシードライバーは、お客さまから感謝の意を受け取ることも多い職種ではありますが、中には急いでいてイライラしていたり、渋滞に巻き込まれて怒り出したりするお客さまを乗せることもあるでしょう。
車内に2人きりという状況では逃げ場もなく、大きなストレスがかかることとなります。このストレスも自律神経を乱し、血行不良につながってしまうのです。
対策
血行を促進し、体温を上げることが大切です。
胃腸に負担をかけないためには、食後30分間は運転を中止しましょう。また、仕事が終わったら半身浴やサウナなどでしっかり汗をかいたり、軽い全身運動や30分間程度のウォーキングをしたりする習慣をつけるのも良い対策法です。
おなかにカイロを貼ったり、休憩中にストレッチをしたりするのもおすすめです。
ストレスをため込まないよう、自分なりの発散法を持っておくとなお良いでしょう。
まとめ
薄毛や脱毛の原因となりやすい職種について紹介・解説してきました。
全体的に見ると、不規則な生活習慣・栄養の偏り・自律神経の乱れ・血行不良が薄毛や脱毛につながるということが分かります。
これまで紹介した職種に該当する方でなくとも、これらの条件に当てはまるものがあれば薄毛や脱毛のリスクがあります。できる限り規則正しい生活を心掛け、バランスよく栄養を摂取し、ストレスをため込まないように適宜発散しましょう。
また体を温めたり、運動習慣をつけたりして、体温を下げないということを意識して生活してみてはいかがでしょうか。
ワールドヘアサイエンスでは、脱毛や発毛に関する相談を受け付けています。
年齢に関係なく、少しでも髪についてお悩みがある場合はワールドヘアサイエンスまでご相談ください。
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発毛理学博士 伊藤勝文
子供や女性の薄毛や脱毛症の発毛アドバイス