年齢による脱毛症の予防や育毛・発毛

 女性のウィッグの正しい薄毛脱毛症対策　

“使用目的に適したウィッグを使用しないと薄毛や脱毛症になったり悪化します”!

女性用ウィッグの正しい薄毛脱毛症対策

ウィッグをご使用する方は増える一方です。
しかし、ウィッグは使用する目的に応じて色々な製品があることをご存知でしょうか?
一人ひとり頭のサイズ、毛色、毛量、毛質、髪の長さなどが違いますし、ヘアスタイルも全然違います。
それによって使用方法が変わりますので使用に適したオーダー制作で、自分にピッタリなウィッグを創ることが重要なことです。

①薄毛隠し、白髪隠し用部分ウィッグ、ハーフウィッグ、キャップ式ウィッグ
薄毛で頭皮が透けてみえたり、ボリュームが出ないヘアースタイルをカバーします。
育毛を阻害しないように通気性が良く、最大限自分の髪を生かすようにウィッグを小さくするか、帽子のキャップくらいの大きさのベースにして帽子感覚で簡単に被って使用できるものが良いです。

②円形脱毛一部分用ウィッグ
円形脱毛の脱毛している部分だけの一部分のウィッグです。貼り付ける方法もありますが、発毛を阻害しない為には貼り付けないで、一回り大きく作ってストッパーピンなどで留めるようにします。円形脱毛が進行したりいきなりあちこちが抜けてしまう多発性脱毛症は部分ウイッグはすぐに脱もうが咽喉して使用できなくなりますから、キャップ式タイプや7分８分、または全頭ウイッグが良いでしょう。

多発性脱毛症用
円形脱毛が進行したり、いきなりあちこちが抜けてしまう多発性脱毛症は、部分ウイッグはすぐに脱毛が進行して使用できなくなりますから、キャップ式タイプや7分８分、または全頭ウイッグが良いでしょう。
発毛を邪魔しない育毛促進機能用のウィッグをつくるようにしましょう。

広汎性脱毛症用

広汎性脱毛症は、全頭的に薄毛や脱毛になります。徐々に全体的に薄毛に成っていく場合と、一挙に全頭的に脱毛する場合があります。
全頭用ウィッグが良いと思いますが、全頭ウィッグは抵抗があるという場合は部分と全頭の中間くらいの半キャップ式ウィッグハーフタイプとかキャップタイプともいうことがあります。

④遺伝性脱毛症(男性型脱毛症用・若ハゲ)

遺伝性脱毛症は男性型脱毛ともいわれますが、頭頂部が薄毛や脱毛します。ですから部分ウィッグをお勧めします。
育毛・発毛手当てをしていくときは、貼り付けたりしないウィッグで蒸れないウィッグにしましょう。

⑤老化性脱毛症用

　老化性脱毛症は年齢とともに全体的にも毛量が減ってきて、髪の太さもだんだんと細くなってきます。しかし、主に頭頂部の薄さが目立ちボリュームもなくなってきます。
部分ウィッグで薄毛を自然にカバーすることをお勧めします。でも貼り付けたり、蒸れるようなウィッグは益々脱毛を進行させますから、育毛機能を持っている育毛用ウィッグを使用して、育毛手当てをしましょう。部分用、半キャップ式(半全頭)などのウィッグなどが使い勝手が良いようです。
育毛処置をすることにより回復増毛が望めることがあります。

⑥産後脱毛症用

　産後脱毛症は、ほとんどは一時的な脱毛ですが、出産後抜け毛が異常な多さで続き頭皮が透けて見えるようになったら、それは一時的な産後脱毛でない場合があります。
早めに毛髪検査をワールドヘアサイエンスでしてください。
脱毛がかなり進んでいたら育毛機能付きの部分ウィッグでカバーしながら、育毛手当てをしましょう。

⑦物理的脱毛症用

　物理的脱毛は「貼り付けるかつら」を使用したり、「蒸れるかつら」を使っていますと、その部分が脱毛します。また、いつも髪を引き詰めるヘアースタイルをしていますとその部分が脱毛します。貼り付けたりせず、蒸れない育毛機能付きの育毛用ウィッグにしましょう。

⑧ 抗癌剤による脱毛

抗癌剤の副作用で脱毛することがあります。抗がん剤を投与している間の発毛は望めませんが、投与を止めれば暫らくしてから発毛します。
そのため一時的だからとデパートや通販などで、おしゃれ用のかつらを買って一時しのぎをする方がいます。
しかし、こうしたものはかつらとすぐに分かりますから、何時もこのかつらを被っていますと、職場や友達からなぜいつもかつらを被っているのと聞かれ、いちいちそれに答えることもかなりのストレスになるといいます。
また、こうしたおしゃれ用かつらは不自然とともに、通気性がないため蒸れて、更に重いということで快適に使用できません。
その上、汗や皮脂がかつらの裏側に付き細菌性の脱毛原因となる危険があります。
例え発毛して来るまでの一時的のものだとしても、発毛を妨げない育毛機能付きのワールドヘアサイエンス医療用ウィッグを使用しましょう。

 

 

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発毛理学博士　伊藤勝文