2009.08.02

マイケル・ジャクソン/火傷③

マイケル・ジャクソン火傷③


 未だにマイケル・ジャクソン氏のニュースが流れています。
偉大
なエンターティナーの突然の死と、そのはっきりしない死因が原因でもあります。
 私は、長年の毛髪業の中で、何人もの頭部の火傷によりウィッグを創って来た経験があります。
 火傷による脱毛は、その熱傷の度合いにより毛髪の再生は不可能となります。だいたい熱傷2度くらいが、その後の毛髪再生の目安となるようです。
 火傷は痛みもひどく、ましてやスターともなると髪がないではすまされません。
 その後の火傷に対して、ウィッグを使用していたのではないかと言われているようですが、私がテレビで見た火傷の具合では、ウィッグの使用は必要ないと思います。
 最悪の場合でも、火傷部分の頭皮を縫い縮めれば火傷の跡はなくなると思います。
 だだ火傷部分の範囲が広いと、一遍には縮めることが出来ません。何回かに分けて、その範囲を小さくすることになります。
 無理に頭皮を引っ張ると、頭皮が皮下組織とくっつかず、皮膚が壊死をしてしまいます。
 多分、何年間の期間をかけ、何回かの手術により火傷跡はなくなっていると推察されます。
 しかしその都度の麻酔と麻酔が切れた後の痛み、何回となく行われたであろう手術を考えますと、強いストレスとスターとしてのこころは相当な、心労があったことでしょう。
 その中で、あれほどのエンターティナーとして活躍し、そのときの火傷の損害賠償金を火傷の研究所に寄付をしたと聞き、何とすばらしい人間なのだろうと、深い感銘を受けました。


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