2008.12.09

蜜柑

 蜜柑は東南アジアが原産で、日本には中国の温州から伝わったといわれています。
 現在の温州みかんは、日本で改良されたもので、日本の特産として知られるようになったものです。
 蜜柑はビタミンCを沢山含んでいることから、その抗酸化作用とともに、免疫機能を高める働きがあります。
 風邪やインルエンザが流行っていますので、この時期大いに食べるようにしたいですね!!。
 また、フラノボイドやテルぺノイドなども含んでいることから、{発ガン物質の活性化を阻害するばかりでなく、活性化した発ガン物質を排出する}そうです。それに毛細血管を強くして、高血圧や脳出血を防止するとのことです。
 それから袋や皮の内側に付いている白いすじには、ビタミンB・C、フラノボイドが含まれていて、袋ごと食べれば、便秘の解消、生活習慣病の予防ともなります。
 そのほかクエン酸もあり、乳酸の生成を抑えるので、疲労回復にも良いそうです。
 蜜柑の皮は,陳皮とも呼ばれ漢方薬の成分として重用されています。
 皮は蜜柑と一緒に食べるか、皮を残したら捨てずに、一週間から10日間位天日干しして、粉状にし、冷凍保存しておきましょう。冷蔵庫でも良いと思いますが、長期間保存する場合には、冷凍庫の方が良いと思います。
 皮のまま完全に乾かせば、常温で瓶に入れておいても大丈夫です。
 私は、この時期に蜜柑の皮を干して、一年分のストックをします。
 これほどの沢山の薬効があるものを、捨てるにはあまりにももったいないと思います。
 蜂蜜とこの蜜柑の粉を熱いお湯でお茶にすれば、蜜柑茶になります。
 生活習慣病予防に大いに役立ちます。
高いサプリメントを買わなくても、こうした良いものが沢山あります。
 あら塩と混ぜてお風呂に入れれば、とても良い香りがして、血行促進とともに冷えの改善になります。
 しかし、冷え症の人や膀胱炎の方は、果実は身体を冷やしますので食べ過ぎないようにしましょう。またぜんそくの方や、咳や痰が出て困っている人は控えましょう。


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