2009.04.07

皮膚病と脱毛症 ⑧

皮膚の主な病気


接触性皮膚炎(かぶれ)  ②


 外部からの刺激が直接皮膚にはたらいて、その部分に限って起こる湿疹性の病変です。
 接触部位に一致して赤く腫れ、ブツブツが出てきます。また、丘疹が小水疱となって破れ、ジメジメして、ほてる感じのすることもあります。
 炎症が強いと赤くなった部分が全体に腫れてくることもあります。
慢性の”かぶれ”
では、皮膚が厚く、かたくなるとともに、表面が粗くなります。
 原因は、①酸、アルカリ、その他の毒物の接触のように、ただ一度でも刺激がはたらいて、その直後にあらわれる(毒性、一次刺激性)ものと、②何回か繰り返して刺激がはたらいているうちに起こるもの(アレルギー性)とがあります。
 毒性、一次刺激性の”かぶれ”は、低い濃度でも起こり、個人の体質が関係します。重金属(ニッケル、クロムなど)やうるしなど、多くの物質がアレルギーを起こします。
 医師の治療は副腎皮質ステロイド軟膏の外用が基本です。
抗アレルギー薬、抗ヒスタミン薬の内服を併用します。広範囲であったり、炎症症状が強く、腫れがひどいときは、副腎皮質ステロイド薬の内服をします。専門医の診察が必要です。
 予防は”かぶれ”の原因を確かめる必要があります。
専門医を受診し、パッチテストをおこないます。確認できた原因物質には、接触しないことが予防になります。
 以前から、理・美容院での毛染めによる”かぶれ”が問題になっています。
 最近はコンビニやスーパーでも簡単に染毛剤を買うことができ、以前にもまして毛染めによる”かぶれ”が深刻な状況です。
 皮膚の弱い人も多く、また若い人たちが気軽に、自分で毛染めを行っていることはとても危険な行為です。
 当然に、パッチテストもおこなわないでしょうから、こうした被害は深刻な社会問題となっています。
 私は”かぶれ”たことがないから心配ないと思っている方は、大きな考え違いをしています。
 化学物質のアレルギー反応は、身体に蓄積されたその化学物質の許容量を越したとき、とてもひどいアナフィラルキー症状として現れます。
 アナフィラルキーショック症状は、呼吸不全を起こして、死ぬこともありますので、化学物質を使用した染毛剤は、決して使わないようにしましょう。

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新家庭の医学 時事通信社著参考