2019.07.19

発毛治療 円形脱毛症から慢性脱毛症の発毛対策 脱毛原因のアドバイス -4

慢性脱毛症の薄毛発毛対策 -4

⑧薬 消炎鎮痛剤 解熱剤

消炎鎮痛剤は、結論から言って決して長期に渡って使用してはいけません。

また腰が痛い肩がこって痛い、どこどこが痛いと言っては直ぐに痛み止めを飲んだり、インドメタシンなどの入った湿布薬を貼ったりする習慣は良くありません。

 こうしたことをしていると血流障害を起こし冷え症体質になります。

また交感神経を緊張させ白血球の顆粒球を増やし組織破壊を起こすといいます。

 痛み止め薬は、大きく分けて三種類あります。

①解熱鎮痛剤 ②非ステロイド系・消炎鎮痛剤 ③モルヒネ

痛みが続いたりぶり返すのはクスリの禁断症状ともいいます。

痛みは体内のプロスタグランジンと呼ばれる成分によりますので、消炎鎮痛剤はこの成分を減らすことで知覚神経がマヒし痛みは、“一時的”に和らぎます。

しかし「痛みが起こるそもそもの原因は、血流障害です。消炎鎮痛剤でプロスタグランジンの産生を無理に抑えてしまうと、血管が閉じ血流障害はさらに悪化します。

痛みが治まっても、根本原因である血流障害は改善されないままといいます。

痛みがとれたと思って 消炎鎮痛剤をやめると、血流が再び流れて、再びプロスタグランジンが出て血管が開きます。そうすると痛みがぶり返し、また薬を飲むといったことになります。

ですから、消炎鎮痛剤が切れた禁断症状で痛みが出るので、頭痛持ちなら、「頭痛薬」が手放せなくなるのだそうです。

「非ステロイド抗炎症解熱剤で脳症になる!」

動物実験でもこの解熱剤を投与した群は死亡例が10倍に跳ね上がるという報告があります。 

「血流障害は全身の細胞の活力を奪い、さまざまな病気を招きます。

消炎鎮痛剤を常用している人の中には、血流が途絶えてしまうために冷えや耳鳴り、めまい、頭痛、腰痛を併発している人が少なくありません」(安保教授)

さらに長期使用していると、「怒りのホルモン」と呼ばれるアドレナリンが増加します。これは毒蛇の毒の二、三倍といわれる毒性をもつともいわれ、それが体内をめぐることになります。

だから気分が悪くなる。イライラ、ムカムカすることになります。

「それに連動して顆粒球が増加し、活性酸素が発生し、組織破壊が進みます」と(新潟大学免疫学安保教授)おっしゃっています。

さらに交感神経緊張は <……リンパ球減少→免疫力低下→発ガン・感染症……>など万病を招き、さらなる悲劇を引き起こすともいいます。

「消炎鎮痛剤を長く使っている人で、頭痛に悩まされている人があまりに多い」これは血流障害の副作用で低体温になり頭痛が起きるものです。

昔から「冷えは万病のもと」という。あらゆる病気は血流障害、つまり「冷え」から発病する。

 ⑨薬 風邪薬 

ちょっと風邪を引いたかな~と感じたら直ぐに置き薬やドラックストアで買うなどして、自分の判断で風邪薬を飲む方は多いでしょう。

また子供にも親の判断で、風邪は引き始めが肝心だと洗脳された思い込みや、またテレビコマーシャルの影響で「早めの何とかと・・・」洗脳されて本といとも簡単に風邪薬をのませています。

果たしてこれは正しいのでしょうか?

では医者に診てもらいそして飲む風邪薬は安全なのでしょうか?

風邪には薬はいらないという医師もいます。その上、風邪薬は大変に危険であるといいます。

何故なのでしょうか? 下記のようなことがインターネット上でもいわれています。

※ 最近はスーパーやコンビニでも市販薬が簡単に買えるが、副作用で体調を崩したり重い障害を起こすことも増えている。2012年8月に厚生労働省がまとめた「医薬品・医療機器等安全性情報」によると、医療機関からこの5年間に薬の副作用で重篤になったという報告は1220件あり、中には死亡したケースもあった。市販薬では風邪薬404例、解熱剤系234例、漢方系123例だった。

※「風邪気味でお薬飲んだら目が痛くなって口の中水疱だらけ」ついに片目失明

 市販の風邪薬を飲んで、左目の視力をほとんど失ってしまったといいます。   診察をした東克己医師は「SJS(スティーブン・ジョンソン症候群)です。原因は市販の風邪薬からの副作用です」肝機能・腎機能低下した高齢者危ない「薬の飲み合わせ」

「薬を飲むと成分が体内に広がり、それが肝臓や腎臓の機能で体外に排泄されていくのですが、高齢者は代謝機能が低下して排泄が十分でなかったり、場合によっては蓄積してしまうんです」

   どうしたらいいのか。慶応大薬学部の望月眞弓教授によると、薬を使い始めて2日たっても症状が改善しない、あるいは悪化している場合は総合病院などに行った方がいいといいます。また、自分でも薬の副作用を疑い、医師に伝えることも必要です。

 薬の副作用
皮ふ :発疹・発赤、かゆみ  消化器 :悪心・嘔吐、食欲不振  精神神経系 :めまい その他 :排尿困難

まれに,ショック(アナフィラキシー):服用後すぐに蕁麻疹、浮腫、胸苦しさ等とともに、顔色が青白くなり、手足が冷たくなり、冷や汗、息苦しさ等があらわれる。
皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)、中毒性表皮壊死症(ライエル症候群):高熱を伴って、発疹・発赤、火傷様の水ぶくれ等の激しい症状が、全身の皮ふ、口や目の粘膜にあらわれる。
肝機能障害 全身のだるさ、黄疸(皮ふや白目が黄色くなる)等があらわれる。
間質性肺炎 :空せき(たんを伴わないせき)を伴い、息切れ、呼吸困難、発熱等があらわれる。(これらの症状は、かぜの諸症状と区別が難しいこともあり、空せき、発熱等の症状が悪化した場合にも、服用を中止するとともに、医師の診療を受けてください。)
ぜんそく

    1.  特異的副作用
      1. アスピリン:耳鳴り、難聴。  インドメタシン:ふらつき感、目眩、頭痛、パーキンソン病悪化、痙攣。  フェニルブタゾン:再生不良貧血。 イブプロフェン、スリンダク:髄膜刺激症。  メフェナム酸:溶血性貧。  アスピリン喘息 aspirin-induced asthma:AIA=NSAIDs過敏喘息、NSAIDs不耐症。
  • アスピリンに代表されるNSAIDsによって発作が誘発される喘息 「アスピリン喘息」といわれるが、アスピリンだけが原因物質ではない。
  • NSAIDs使用後の急激な喘息発作と鼻症状の悪化は、本症を強く疑う。
  • アスピリン喘息は喘息患者の約10%に認められる後天性過敏症(成人喘息患者の約10%はアスピリン喘息)で、小児ではまれ。
  • 多くは30歳頃に慢性副鼻腔炎で発症し、その数年後にアスピリンに対する過敏症が出現するため、慢性副鼻腔炎がアラキドン酸カスケードに何らかの異常をもたらすものと考えられている。
  • アスピリンによってCOX経路が阻害されると代償的に ロイコトリエンの産生が亢進する。ロイコトリエンには強力な気管支収縮作用があるため、気管支喘息が惹起される。

  • アスピリン喘息以外の気管支喘息患者に対しても、NSAIDsは禁忌である。

1963年にReye(ライ)らによって、「諸臓器(特に肝臓)に脂肪沈着を伴う原因不明の急性脳症」として報告された。
 それまで健康に育ってきた子供(乳幼児に多い)が突然けいれんや意識障害などの広範囲な脳の機能不全が急激に出現し進行するが、髄液には以上は見られず、血液でも脳炎のような炎症所見を欠くものを「ライ症候群」という。

 予後は入院時の意識障害の程度や全身状態による。脂肪する例も少なくない。約3分の1が死亡し、生存者の40%が重度の神経系後遺症を残すと言う報告がある。 

原因は不明
しかしインフルエンザや水痘(水疱瘡)などのウイルス疾患や解熱鎮痛剤であるアスピリン(サリチル酸系)が病気の発症に関与しているとされている。

 アメリカでは1986年にサリチル酸系製剤(アスピリン製剤)の使用との因果関係に関する調査を開始。この調査により、ライ症候群の発症前にサリチル酸系製剤(アスピリン製剤)を服用したこととライ症候群発症との間に有意な差が認められ、その後アメリカで小児にサリチル酸系製剤(アスピリン製剤)を使用しない処置をとったところライ症候群は激減したという報告がある。

以上のように安易に風邪薬を飲むことのリスクは想像以上です。

風邪に似た症状にハウスダストなどのアレルギーや花粉症がありますが、熱も出ていないのに風邪だと思い市販の風邪薬を何日も飲み続けている人がいます。

風邪薬の副作用は大変に怖いものがあります。免疫力の低下を招いて色々な細菌が体に入ってしまうことも考えられます。

こうしたことが引き金となり脱毛症が再発することも十分考えられるのです。

 

 

「世界発毛科学研究所」

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発毛専門理学博士 伊藤勝文

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