2019.07.11
発毛治療 子供や若い男女の円形脱毛症の発毛 睡眠と脱毛症の深い関係とは!?
睡眠が及ぼす脱毛症の発毛
睡眠時間が短いことの甚大な影響が毛髪に出ています!!
睡眠 -1
近年、ますます夜型生活になっている人が多くなりました。
昔から寝る子は育つといわれますが、逆に言いますと睡眠が十分に取れていない子は育ちが悪くなると言うことの戒めなのでしょうか!
しかしこのことはたんなる戒めではなく、子供の身体の成長には一番大切なことです。
身体の成長を促す成長ホルモンは睡眠中に出ることから、良く寝る子は育つということです。
言われてみれば誰もがわかっていることなのですが、実際は近年は乳幼児を夜連れ出して外食している若い夫婦もいます。
5歳から、夜に塾通いをさせていることもあるようです。
こうしたことは子供の健康やこころに大きなダメージを与えることになります。
子供にとっていかに睡眠が大切なことか今一度考えましょう。
睡眠 -2
子どもにとって睡眠の重要性は、今はほとんど認識されていないように思います。
とても睡眠は重要なことなのですが、
深刻な睡眠障害の不眠症は「寝付きが悪い」「夜中に何度も目が覚める」「朝早く目が覚め、ぐっすり眠った満足感がない」ことにより、様々な精神・身体症状が起き、QOL(生活の質)が低下するといいます。
こうした症状が週3日、3ヵ月以上続くと「不眠症」と診断されます。
以前に発表された全米睡眠財団によりますと、下記の睡眠時間が必要といいます。
低体温体質になる原因には -1
起床はいつも午前7時半過ぎか、8時過ぎ。
夜寝ているときは副交感神経が働き、朝目覚めると交換神経のスイッチが入るといいます。
生体の恒常性は成長ホルモンの分泌の時間帯や、朝の交換神経のスイッチが入る時間も決まっているといいます。
午前6時前後に起きれば交感神経のスイッチが入りますが、午前7時か、7時半過ぎに起きると交換神経のスイッチは入らないといいます。
朝寝坊すると食欲が出ず朝食が食べれません。交換神経が働かないので胃が動かないのです。
午前6時前後に起床すると体温は0.5度上がり、朝食をすると更に1度上がるといいます。
ですから遅く起きて朝食を取らなければ体温が上がらず、運動もしなければ一日中35度台の低体温で過ごすことが考えられます。
これでは体が怠く、脳も働きません。
免疫力も下がったままでは大変に危険な状態となります。体温が一度下がると免疫力は30%落ちるといいます。
こうした生活を毎日続けていれば体に変調をきたさない訳がありません。
低体温体質になる原因には -2
夜型生活でほとんど就寝時刻は午前0時ごろに寝る、または不眠症。夜の仕事が多い。
夜は疲れた体や神経を休めるためのもの、疲労回復の時間と思えば全て何をしたほうが良いか分かってきます。
昼間に活動しているときは交換神経が働いています。そして夜は副交感神経が働き神経を休めています。
ですから夜も遅くまで起きていたり動いていると、いつまでも交換神経を働かせてしまます。
そのめに自律神経が疲れ安眠が得られなくなったり、色いろな体の不調を引き起こすことになります。
夜型生活は低体温体質の第一原因となります。
また、夜型生活は成長ホルモンの分泌が少なくなり、体の疲れが回復しません。
毛母細胞も正常に働かず薄毛になることが考えられます。
睡眠 -3
健康のためには睡眠がいかに大切かを分かっていない人が多いようです。
また分かっていても色々な事情から熟睡が出来ない場合もあるでしょう。
眠りはとても重要なもので、体調不良の根本的原因になります。
成長ホルモンは体の修復と成長のために分泌は無くてはならないものですが、このホルモンは午後10時頃から午前4時頃の熟睡しているときに分泌されるといいます。
さらにこの成長ホルモンによって毛母細胞の細胞分裂が促されます。
深い眠りは多くの成長ホルモンを分泌します。
ですから、いかに良い睡眠を取るということは、育毛や発毛に欠かせないということです。
※古賀良彦(杏林大学医学部精神神経科学教室教授 の資料をもとに下記をご紹介します。参考にしてください。
睡眠中は「レム睡眠」という浅い眠りと、「ノンレム睡眠」という深い眠りが交互に現れます。
レム睡眠時の脳は覚醒状態に近く、体は弛緩します。夢を見るのはこのときが多く、体は弛緩していて動きません。意識があるのに動けない状態です。
ノンレム睡眠は深い眠りですが体は動き、寝返りも打てます。成長ホルモンをはじめとするホルモン分泌などもこのときに行われています。
レム睡眠とノンレム睡眠は図のように繰り返し、始めはノンレム睡眠がより深く長く出現し、起きる前には浅めで短いレム睡眠が多くなっていくのが一般的な睡眠のリズムです。
このリズムは1回1時間半くらいで繰り返し、4~5回繰り返すと、熟睡感と快適な目覚めが得られるといわれています。
ところで、睡眠のリズムを4~5回繰り返すには、7~8時間になるはずです。
睡眠時間の長短に関わらず疲れが取れて熟睡感があれば問題ありませんが、本来7~8時間の睡眠を必要とする人が短時間睡眠となっている場合は、疲労の蓄積がいずれ心身の不調となって病気になる危険性が高まるので、注意が必要です。
人間の体内時計は約25時間といわれています。この周期は、毎日同じ時間に起き、日光を浴びることで24時間にリセットされます。
日光を浴びないと睡眠と覚醒のリズムが1日約1時間ずつ後ろにずれ、社会生活が営めなくなったり、生体バランスが崩れるため体温・ホルモン分泌・心拍数などの生理的機能のリズムも崩れてしまったりします。
社会生活を健全に保つためには毎日同じ時間に起き、体内時計をリセットすることが大切です。
なお、体内時計が「活動モード」なのは、起床後12~13時間程度。その後は「お休みモード」になり、徐々に眠くなります。ですから朝6時に起きた人は、18時~19時までが活動しやすい時間帯。22時過ぎにはかなり眠くなるはずです。
作業効率も落ちるので、重要な仕事や勉強を夜遅くにするのはやめたほうがよいでしょう。
仕事の状況や職種によっては、徹夜することやごく短時間の睡眠になること、夜勤で同じリズムで生活できないことなどもあるでしょう。こんなとき、どのようにリズムを修正すればよいでしょうか。
- 短時間睡眠が続くとき
繁忙期などに短時間睡眠が続いたとき、一段落ついた後にはたっぷり眠りたいものですが、一度の睡眠は8時間までとしましょう。
長時間眠るほど疲れが取れるわけではなく、寝過ぎは寝不足と同じくらい睡眠のリズムを崩し、心身に悪影響を与えます。通常通りに起きて、普段のリズムを取り戻すことが大切です
早朝に起きる時
普段7時間眠っている人が、3時間早く起きなければならないときは、就寝時間を2時間早めてください。睡眠時間は1時間短くなりますが、6時間寝ればなんとかなります。なかなか眠れなくても2時間前には寝床に入り、体を休めましょう。6時間を目標に、少しでも眠ってください。起きられるか不安で徹夜すると、脳の働きが悪くなります。
- 夜勤のとき
- 夜勤であらかじめ徹夜をすることがわかっている場合、前夜まではいつもと同じ時間に眠ります。夕方から勤務で昼間時間があっても眠らずに、就寝は日勤のときと同じ時間に。
夜勤明けは休日の場合が多いようですが、日中に眠るとリズムが崩れます。眠くても我慢し、夕飯を早めにとり、2時間程度休息をとってから就寝。翌朝は日勤と同じ時間に起きましょう。
理想の睡眠時間は?
およそ7時間といわれています。
国内で睡眠時間と死亡率について40~79歳の日本人を対象に調べた調査(JACC Study 2009年)では、7時間睡眠のグループが最も死亡率が低く、睡眠時間が短くても長くても寿命が縮まることがわかりました。
毎日、7時間眠るのは仕事上難しいという人でも、週に3日は7時間睡眠を確保しましょう。睡眠の質が改善し、不調感が軽減します。
「世界発毛科学研究所」
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発毛専門理学博士 伊藤勝文