2010.05.25

子供の脱毛症 ①

子 供 の 脱毛症


今、大人に限らず子供の脱毛症が増加しています。


 小学生や中学生は言うに及ばず、生まれて間もない一歳児から脱毛が始まり、生えては抜ける脱毛の繰り返しで、一向に、完全回復しない子供が多いようです。


これは何を意味するのでしょう?


当然、多くの方の場合、ご両親は驚き、皮膚科の脱毛外来を受診して、治療をお願いすることになるのでしょう。


しかし、そうした西洋医学の脱毛治療で、回復しない例が多々あります。


西洋医学の考え方では、現在の子供の脱毛症の原因の究明は、私は難しいと思っています。


原因の究明が出来なければ、治療法も分からないということです。


では何故西洋医学の考え方では駄目なのかと申しますと、脱毛原因が頭部の脱毛部にあるとするからです。


西洋医学は全て、対象療法です。例えば、胃が痛いとするならば、痛み止めの薬や消化薬、胃潰瘍予防の薬を処方して、後は胃の検査をして、悪いところを切除するということで、治療が終わります。


しかし、胃潰瘍などの場合、得てして、ストレスや食生活「例えば、塩辛いものを好んで食べる、暴飲暴食、冷たい物を季節を問わずいつも飲食する、お酒の飲み過ぎ、喫煙」など、これらに胃潰瘍の原因があるのなら、まずこれを改善しなければ、胃潰瘍の手術をしたり薬を飲んでだところで、何度も胃潰瘍になります。


根本の病気の原因を究明して、それを正さねば治りません。


子供の脱毛症は、まさに本当の脱毛原因の究明が必要です。


 


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