2009.01.24

冷え性/脱毛症/発毛/育毛/癌 ①

     漢方による冷えの改善 
                      「日経インテレッセ2月号資料より」
 冷えは万病の元ともいわれます。冷え性を改善しましょう。
 漢方は毎日摂取することでゆるやかに体質を変えるものです。
 症状が慢性化すると、体質改善に時間がかかります。
 効果に個人差がありますし、冷えを感じたら早めの対処が大切
 です。

* 漢方を摂取する場合は、必ず専門家に相談しましょう
 
 冷える部位別によく使用される生薬

◎ 腰から膝までの下半身が冷える
  症状
 腰痛・頻尿・顔色が黒っぽい・足腰が弱い・夜間、トイレが近い・耳鳴
 りや難聴・むくみ
「身体にエネルギーが足りていない状態。燃やすべきエネルギーがないので、身体が冷えてしまっています。まずは生薬で身体に足りていないエネルギーを補います。」
①山薬(さんやく)
   山芋の一種。根茎を使います。芋類独特の甘味があります。胃腸に良く、栄養価が高い山薬は滋養強壮の効果があり、身体にエネルギーを与えます。
②地黄(じおう)
   ゴマノハグサ科の植物の根を乾燥させ、蒸したものを使用します。甘い味で、良い香りがします。血を補い、身体を温めます。滋養強壮に役立ちます。
③牡丹皮(ぼたんび)
   ボタンの根の皮。多少の辛みを伴う苦い味で、血流を良くします。また他の生薬で補った栄養素を、身体の中で循環させる働きがあります。

下腹部、背中、手足が冷える

  症状
 イライラ・肩こり・頭痛・生理痛が重い・顔色は黄色くくすむか、青白
  い
 
身体に血が巡っていないため、冷えとともにこりや痛みの症状が出ています。身体を温めるとともに、不足している血を補って身体を循環させる生薬を使います。」
当帰(とうき)
  セリ科のトウキの根。血を補い、補った血を身体に循環させます。痛みなどを和らげ、肌に潤いを与える効果。
②芍薬(しゃくやく)
 
ボタン科シャクヤクの根。薄い酸味と苦み。身体に不足している血液を補い、痛みを和らげます。また冷えが身体に与えるこりを解消します。
③呉しゅゆ(ごしゅゆ)
   ミカン科の実。辛くて苦みがあり、身体を温める効果があります。冷えによる胃痛・頭痛・生理痛などを和らげます。

◎胃腸周りの腹部が冷える
  
症状
 食欲不振・軟便・か下痢しやすい・顔色が白い・胃のむかつき・疲れ
  やすい・消化不良
「胃腸の機能が弱り、消化吸収ができにくくなっている状態です。そのため身体に栄養分が遅れず、冷えが発生しています。胃腸を温め、活発化させることで治療します。」
①体そう(たいそう)
 
クロウメモドキ科ナツメの実。中国では日常的な食材でもあり、甘味があるので砂糖代わりにも用います。胃腸が元気に働くよう身体にエネルギーを与えます。
②甘草(かんぞう)
 
マメ科の植物の根。独特の甘味があります。身体に不足しているエネルギーを補うとともに、冷えからくるこりを解消します。
③桂皮(けいひ)
   クスノキ科の植物の樹皮。別名、シナモン。ピリッとした辛みと甘味があります。身体を温める働きがあり、胃の冷えをとります。また発汗を促し、滋養強壮の効果もあります。


◎冷え性にお薦め食材
 
肉類・・体力増進 海老・・滋養強壮 ねぎ・・身体を温め、発汗を促す 人参・・元気を補う カボチャ・・胃腸に優しい 芋類(ジャガイモ、サツマイモ長いも、山芋など)・・胃腸に優しい 棗(なつめ)・・元気を補う 
ピーナッツ・クルミ・松の実・・滋養強壮・肌を潤す 胡椒(コショウ)・山椒・シナモン・・身体を温め、食欲を増進 紅茶・・身体を温める

◎プラスαの食材
 
お茶などの飲み物に加えるだけでもOK   
*  クコの実・・・血液を補います。そのまま食べても甘くておいしいクコの実は、デザートにも使われます。お酒に漬けたり、お茶に加えることもあります。
*  生姜・・・食欲増進効果があります。身体を温め、発汗を促すので、冷え性にはお薦めの食材。ただし摂りすぎると胃に負担をかけるので注意しましょう。
*  紅花・・・血の巡りを良くします。煮物や炒め物、スープなどに少量加えます。妊婦さんは摂取しないでください。



◎ しじみ・生姜含有、冷え性や生活習慣病改善、育毛のためにお薦めします。

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