2021.07.21

女性の薄毛対策で気をつけたい食品に含まれる物質はある?

薄毛でお悩みを抱えている女性は、食事に気をつかっている方も多いのではないでしょうか。

頭皮の状態は、食べる物の影響が出ますので特に気を付ける必要がありますが、さらにその食品ができるまでに使用された物質にも注意が必要です。どんな物質に注意するべきかご説明いたします。

 

女性の薄毛で特に気をつけたい物質は、次の5つです。

 

酸化防止剤(亜硫酸塩)

酸化防止剤は酸化による食品品質の劣化を防止し、油の酸化や色の退色、栄養価の低下などを防ぐことを目的として使用されています。

ワインなどに食品添加物として使用されている酸化防止剤の亜硫酸塩は、亜硫酸ナトリウム、次亜硫酸ナトリウム、二酸化硫黄(無水亜硫酸ともいう)、ピロ亜硫酸ナトリウムの5品目です。しかし、厚生労働省では、これらのどれを添加しても「亜硫酸」と表示すればよいと認めているため、具体名が食品に表示されることはありません。

二酸化硫黄と言えば、亜硫酸ガスのことで、工場排煙や自動車の排気ガスに含まれる有害物質です。

これらの酸化防止剤は、肝臓の組織障害が起きたり、ビタミンB1が破壊されて成長障害が起きる危険が指摘されています。

 

厚生労働省では、ワイン中の二酸化硫黄の量を350ppm以下に規制していますが、最近の化学物質過敏症の方たちにとっては、少量でも異常を感じることがあるようです。

酸化防止剤の入ったワインを飲むと頭痛がしたり、下痢をしたり、イライラしたりと症状が出るときがあります。

女性の方や男性でも、赤ワインのポリフェノールが身体に良いと思って飲んでいる方がいますが、女性の方は妊娠中にこの亜硫酸塩を体内に入れると、胎児に悪い影響が出る危険性を考えましょう。普段でも、無添加のワインを飲むのがおすすめです。

 

亜硝酸塩(亜硝酸ナトリウム)

亜硝酸塩は食品添加物の発色剤としてハムやソーセージ、加工肉、タラコ(明太子、辛子明太子)などに多く使用されています。

亜硝酸塩はメトヘモグロビン血症を起こすことが考えられると言われ、血液中の鉄イオンが酸化されてしまい酸素を運ぶことができなくなるといいます。

そのために食品添加物の使用料が規制され食品の残存量は1kgあたり0.07g以下と定められています。

しかし、タラコを沢山食べないようにしてもハムやソーセージ、加工肉はたくさん毎日と言っていいほど子供などは食べていると思います。

食品添加物は化学物質ですから、自然には排泄されずに体内に蓄積されます。

毛母細胞に十分な酸素が届かなければ毛母細胞は正常な細胞分裂が出来なくなり薄毛や脱毛の原因になる怖れが考えられます。

膵臓がん、大腸がんになる怖れも考えられますので、食品添加物には十分に注意しましょう。

 

抗生物質

抗生物質は食肉に含まれていることがあります。豚は、肺炎をはじめいろいろな病気にかかっているため、抗生物質などの抗菌剤が大量に投与されています。しかし、炎症性の疾病は、抗生物質が効けばすぐに治るはずですが、耐性菌が生まれているから抗生物質が効きません。

大量に長期間、抗生物質を使い続けたために耐性菌ができてしまいます。

 

鶏肉のブロイラー(食肉専用種の若鳥)は常時、抗生物質を食べさせられているので、おなかの中にいる菌は、耐性菌になっています。身体の表面にいる菌の多くも耐性菌です。

耐性菌の汚染率が一番高いのがブロイラーで、多剤耐性菌(バンコマイシン耐性腸球菌)が大きな問題になっています。あらゆる抗生物質が効かない菌のことです。

豚肉は、値段が高くても、より健康な飼育方法をとっている生産者のものを買いましょう。鶏肉は、抗菌剤を使わず健康的に育てられて、飼育方法のわかっているものが良いです。

 

ホルモン剤

ホルモン剤は成長を促すために使用されるものです。牛丼などに使う安いアバラ肉は、乳牛を利用し、合成女性ホルモン剤や抗生物質が入っていると指摘する方も。

合成女性ホルモン剤は、膣癌や乳癌、精巣癌になるリスクがあるといいます。また、胎児に影響があるとも言われています。

飲む発毛剤などと宣伝している一部の医師が処方する発毛剤は合成女性ホルモン剤や黄体ホルモンが使用されていないか、十分に気を付けましょう。男性の若禿げや一部の宣伝では女性にも有効などといっていますが、合成女性ホルモンは人間が作った化学物質です。自分自身の生ホルモんの遺伝子を狂わせるばかりでなく、子孫にも取り返しのつかない性ホルモンの狂いを生じる怖れがあります。

 

成人病や心臓病になるといわれる、アメリカで食べずに廃棄する脂身は、化学物質や成長ホルモン剤、抗生物質などが入っている危険性があるともいう人もいるようです。脂には化学物質などが蓄積されやすいので、特に注意が必要しましょう。

今回ご説明した物質は健康に良いものではないため、女性の薄毛にも悪影響を与えると言えます。ただ美味しいから食べるのではなく、食の安全をよくよく考えていかなければ、健康的な生活ができません。

食事が偏っている方は、バランスの良い食事に早急に改善しましょう。

 

・「カゼイン」 牛乳や乳製品は脂漏性脱毛症になる怖れがあり、これらにカゼインタンパクという物質が80%も含まれているためにアレルギーの原因となります。これらは薄毛の原因となる怖れがあります。子供の喘息やアレルギーの原因ともいわれ、特に危険なものです。

 

薄毛対策のために食品を選ぶポイント 

飼育方法や製造過程がしっかりと明記されたものを選ぶことで、身体や薄毛に悪影響なものが含まれているかどうかがわかるでしょう。

他にも女性の薄毛は、血流の悪化や女性ホルモンバランスの乱れ、油物の過剰摂取も影響します。

薄毛に悪い食べ物なのかの判断がつかない場合には、ワールドヘアサイエンスまでお問い合わせください。

 

「世界発毛科学研究所」

ワールドヘアサイエンス

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発毛理学博士 伊藤勝文

子供や女性の薄毛や脱毛症の発毛アドバイス

http://女性の薄毛脱毛症.com/