2019.09.26
粃糠性脱毛症の薄毛や脱毛症の原因と発毛はワールドヘアサイエンス その(1)
「症状別」粃糠脱毛症体質の薄毛や脱毛の発毛アドバイスです!
ひこう性脱毛症の脱毛症は体質が大きくも関係しています!頭皮の改善が発毛に大きく作用します。
粃糠性脱毛症など、脱毛症は偶然に起きるのではなく体質なども深く関っています。
体質を知れば脱毛症の予防ができますし、脱毛症の改善もできます。
体質からくる薄毛や脱毛は一気にそうなるのではなく、徐々に薄毛になり、最悪の場合は発毛しなくなることもあります。
ですから、体質別発毛アドバイスを参考にして体質改善をしましょう。
秕糠脱毛症になる体質と脱毛原因はつぎのように色々とあります!
1.生活リズム 2.食生活 3.嗜好品 4.喫煙 5.冷え症 6.帽子やウィッグ 7.頭髪化粧品 8.シャンプー剤 9.理・美容 10.病気 11.鎮痛剤や解熱剤 12.ストレス 13.環境 14.遺伝 15.間違った育毛処置 16.育毛・発毛サロン に付いて発毛アドバイスをします。
1.生活リズムは体内リズムです。リズムの狂いは自律神経のバランスをくずします。
体内リズムは皆さんが知っていることなのですが、体内リズムの重要性はあまり分かっていないのではないでしょうか?
なぜなら現代人は夜型生活の人がほとんどで、小学生で午後10時ごろ、中高生は11時から午前0時ごろが就寝時刻でしょう。大人は午前0時前後の就寝の方がほとんどではないでしょうか!
体内リズムを考えると午後9時頃が就寝時刻となり、起床は午前6時頃となります。特に午後9時以降の食事は胃を働かせ、交感神経を働かせることになります。
そのため夜の眠りとか体を休めるための副交感神経が優位になりません。こうしたことが自律神経の疲れとなって行き、低体温体質とか体調不良になるといわれます。
成長ホルモンは疲れた細胞の修復や、新たな細胞を造る上でなくてはならないものですが、成長ホルモンの分泌は午後11時頃から午前4時頃にほとんど分泌されます。
髪の毛もこの成長ホルモンの分泌で生育するので、午前0時頃にいつも就寝する方は、髪の成長が少なくなり良い育毛環境ではありません。
2.食生活は体質を造る基本です。
頭皮が乾燥しているのは毛細血管の血流不足により皮膚が乾燥することが考えられます。
頭皮の乾燥が酷い状態は新陳代謝が低下している状態です。
当然毛母細胞にも十分な栄養も酸素もいきませんから、毛母細胞は毛乳頭の活性がありませんので、毛母細胞の細胞分裂が低下します。
その結果、細毛になったり発毛本数が少なくなります。
乾性頭皮の毛根を検査すると、毛根が鳥のくちばしのようになっています。自然な抜け毛の、正常な毛根の状態はマッチ棒の頭のような丸くなっています。
一概には言えませんが低体温体質の人が乾性体質になることが多いと思います。
生理活性が悪いことは、色々な原因が考えられます。歳を重ねるごとに細胞は老化しますので、当然個人差はありますが、肌の潤いや皮膚の生理活性は衰えます。
髪の毛が一番太く、量も多いときは成長ホルモンが一番多く出ていて毛母細胞は高い活性力があります。
また、偏った食生活をしていると十分な動物性と植物性タンパク質が摂取できないため、遺伝的体質、後天的原因などにより体質が乾性肌質になり、秕糠性の毛根になることが考えられます。
3. 嗜好品はミネラルに大きく関係してホルモンのバランスにまで大きく作用していきます。
洋菓子や和菓子などの、砂糖をたくさん使用してあるものは控えましょう。
白砂糖の過剰摂取は自己免疫力の低下を招きます。
また、白砂糖はサトウキビの搾りかすのようなもので、栄養成分は含まれていません。糖質代謝でビタミンB1を大量に消費するので、ビタミンB1不足になります。
ビタミンB1は神経ビタミンと呼ばれ、欠乏すると無感動、錯乱、情緒不安定、疲れ、手足のしびれなどが起こるとされます。
更に、炭酸清涼飲料水を飲むと免疫に作用する白血球が全く働かなくなるので、絶対に飲まないようにしましょう。
白砂糖の代替品の合成甘味料ももっと危険なものです。
カロリーオフの商品には、①スクラロール②アセスファムK③アスパラデーム、天然の甘味料のステビア。これらの入っているものは食べないようにしましょう。
こうしたことから、アイスやジュース、ケーキ、チョコレートを毎日食べる生活は止めましょう。
免疫力低下は皮膚の常在菌が正常に働くことが出来ず、皮膚のバリヤゾーンとしての機能しませんので、細菌感染しやすくなります。
4. 喫煙は活性酸素を体内に沢山作る元凶で乾燥肌の体質に大きく影響します。
喫煙は健康を害することは明らかですが、どんな脱毛症に対しても最悪の結果をもたらすものです。
秕糠性脱毛症のもともとの原因は、皮脂分泌の欠乏や頭皮が異常に乾燥していることが上げられます。
喫煙は血流を阻害したり、肺に負担をかけ酸素吸収を妨げることからも、皮膚の乾燥を招きます。
それが頭部常在菌の正常バランスを崩し、細菌の増殖となり、皮脂欠乏性皮膚炎を起こすことが考えられます。
更に、喫煙によって白血球の顆粒球を異常に増やすことから、毛母細胞にの破壊につながる恐れもあります。
幸いなことに、法律でも禁煙をするようになりました。この機会にきっぱり禁煙にしましょう。
5. 冷え症よりも低体温体質は粃糠性体質の原因となります。
冷え性と低体温を同じように思っている人が多いのではないでしょうか?
もちろん低体温の方は冷えを感じますが、冷え性は手足が冷たいのですが、内臓などの深部体温は低くない場合があります。
冷え性の方は体温を測っても36度以上はあります。
健康を害する危険は深部体温が低いときですが、雪山で遭難したり冬の海に落水して死ぬ場合は低体温による心臓麻痺です。
低体温の方は体温を測ると日中でも35度台です。
平熱が35度前後は癌が発生しやすくなると言われます。また、リンパ球が働かず著しく免疫力が下がります。
冷え性から秕糠脱毛症になることはありませんが、低体温の体質になっていますと頭皮の毛細血管の血行不順などから秕糠脱毛症になる恐れがあります。
更に、内蔵が冷えていますと腸の悪玉菌(ウェルッシュ菌)を増やしますから、皮膚の常在菌の働きを良くします。
6. 帽子やウィッグは粃糠性脱毛症を悪化させる原因になります。
洗髪は毎日しないまでも、寒い時期でも2日に一度くらいは洗いますが、帽子やウイッグはよほど汚れが目に付かないと洗わないと思います。
冬はあまり頭皮に汗をかかないし、皮脂の分泌も少なくなるので、滅多に帽子を洗わないでしょう。
しかし、冬の乾燥している時期は、頭皮も乾燥していますので、頭部常在菌が正常に働きにくくなっています。
ですから痒みやフケがですことが多くなる恐れがあります。
帽子やウィッグなどに付いた細菌が頭皮に付着して増殖する場合も考えられますので、一週間に一度は洗いましょう。
そして、無添加、除菌消臭剤ナチュラルセフティを使用後いつも噴霧しましょう。
7.頭髪化粧品はほとんどが合成の化学薬品を使用していますので乾性頭皮には良くありません。
秕糠性脱毛症の元々の頭皮の状態は乾燥タイプです。
正常な頭皮は適度な水分があり、それを保持するための皮脂分泌があります。
せっかくの正常な頭皮の状態を壊すものに頭髪化粧品があります。
アルコール含有量の多いヘアスプレーやヘアトニック、育毛トニックは頭皮の乾燥を招くばかりではなく、角質を荒らすものです。
「世界発毛科学研究所」
ワールドヘアサイエンス
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発毛専門理学博士 伊藤勝文