2023.05.24

喫煙による脱毛の影響とは?

大人の嗜好の1つとして知られているのが「喫煙」。健康には良いものとされていなく、脱毛にも影響します。

今回は、そんな喫煙が具体的に「脱毛にどのような影響を与えるのか?」について、みていきます。

 

喫煙が体に良くないとされるのは何故?

気胸などの肺に穴が空く病気は、喫煙が原因とも言われています。

タバコの煙には、5,300種類もの体に悪影響を及ぼす化学物質が含まれています。

その中で三大有害物質とされているのは以下です。

 

・ニコチン

ニコチンは毒物とも指定されています。強い依存性がある物質です。

 

・タール

タールには発がん性物質が含まれています。歯が黄色くなるのは、このタールが原因です。

 

・一酸化炭素

一酸化炭素を大量に体内に取り込むと、血液中のヘモグロビンと酸素が結びつかなくなり、体に必要な酸素が体内に行き渡らなくなります。タバコの煙に1~3%含まれています。

 

厚生労働省によれば、タバコを吸い始める年齢が若いほどニコチンへの依存度が高い人が多くなるという報告が出ています。

喫煙は癌の原因となる化学物質を直接身体に入れる行為であり、化学物質は一度体内に入ると自然には決して排泄されません。

体内脂肪や内臓脂肪、乳房などに蓄積されて、肺癌や乳癌、大腸癌他、癌になるリスクが高くなります。

肺にタールなどが蓄積して十分な酸素を身体に取り込めなくなれば、細胞に大きな支障が出ます。

 

喫煙が脱毛に影響する原因

喫煙をすることで低体温体質になり、免疫力が低下していきます。免疫力の低下は脱毛症の原因となるので影響するのです。

喫煙は肺の機能を著しく低下させて、十分な酸素を体に送ることが出来ません。それによって、毛髪がパサパサな乾燥毛になったり、ツヤやコシのない毛質にします。

 

また喫煙をしている本人だけでなく、副流煙を吸ってしまう人への影響もあります。

特に子供達には副流煙により免疫力の低下や、身体に与えるダメージは計り知れません。子供達の脱毛の一つの原因が、副流煙によるものもあると考えるべきです。

 

まとめ

喫煙は本人の脱毛に影響があることはもちろん、副流煙を吸ってしまう周りの人にも影響します。

髪のトラブルでお悩みの方で喫煙をしている方は、禁煙を考えてみましょう。脱毛の観点だけでなく、健康面を考えても喫煙を控えたほうがいいです。

 

「世界発毛科学研究所」

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発毛理学博士 伊藤勝文

子供や女性の薄毛や脱毛症の発毛アドバイス

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