2019.05.09

医療ウィッグ脱毛を回復させるための発毛機能の医療ウィッグとは?

発毛機能を考えた 医療ウィッグ

円形脱毛症が以前からあった方が、美容室でヘアカラーをしたことにより悪化して、多発性脱毛症になりました。この脱毛部を隠す為にワールドヘアサイエンスの医療ウィッグ知らない為に、他社製ファッション用かつらを購入しました。

この女性は昨年から、育毛発毛促進ケアをワールドヘアサイエンスで行っているのですが、多発性脱毛症は回復に向かっていて発毛は順調に出来ていました。

しかし、先週から天頂部に脂漏性湿疹ができ、さらにそこが脂漏性脱毛症として脱毛し始めました。さらに円形脱毛の脱毛部が新たに出来てきました。

どうしてワールドヘアサイエンスの医療ウィッグを購入しなかったのですかと聞けば、「デパートや通信販売のかつらが安いし、ワールドヘアサイエンスの医療ウィッグと、どうせ大して違いはないでしょう」という考えで、デパートで人毛100%のかつらを買い、もう一つは通販でカネカロン人工毛100%のかつらを購入したということでした。

ワールドヘアサイエンスの医療ウィッグは脱毛症を回復させるために育毛発毛機能を兼ね備えたものです。一般の市販のファッションウィッグやかつらとは根本的に違います。

この方は私がワールドヘアサイエンス医療ウィッグを説明しておいたにも関わらず、”脱毛原因となる市販のかつら”を買い使用してしまいました。その結果一番恐れていた新たな脱毛原因をつくってしまいました。さらに発毛回復が遠のき、結果的に育毛ケアの費用がかさむことになりますし、脂漏性脱毛症と多発性脱毛症の二つの脱毛原因を抱えることになりました。こんな残念なことはありません。

そこで、このようなことにならないためにもワールドヘアサイエンスの「脱毛症に適する発毛促進のための医療ウィッグ」をご説明します。

①カネンカロン人工毛100%のかつらはこれは衣料用使用しない!

市販のファッションウィッグで人工毛に使用しているものはナイロン製やカネカロン、ポリエステル繊維などがありますが、通気性が大変に悪く蒸れやすいので頭皮に多大なストレスを掛けます。

頭皮が汗をかいてもこれらのウィッグ人工毛100%では汗を吸い取ってくれませんので、頭皮は蒸れてふやけてしまいます。

脱毛してしまうと頭皮は外気温にさらされてしまい、毛髪がある時は30度から35度くらいある頭皮温が、そのときの外気の温度と同じになり下がってしまいます。服を着ないで裸でいればどれだけ寒いかお分かりになると思いますが、ウィッグで保温することはとても発毛回復には必要なことです。

かし、カネンロンなどの人工毛100%では保温能力はありません。熱を蓄えることはできないのです。ただ蒸れてしまうだけです。
これでは育毛や発毛を促すことは出来ないばかりか、皮膚のバリヤー機能が破壊されて、さらなる脱毛原因をつくることになります。
蒸れはいつまでも汗をかき続け、その上に皮脂分泌を活発にして脂漏性湿疹や脂漏性脱毛症になる怖れが多分にありますので、「カネカロンなどの人工毛100%のファッションかつらは使用してはいけません」

②人毛100%の医療ウィッグは発毛保持よには適しません。

頭皮は毛髪が無いことにより保温ができませんので、頭皮の毛細血管が寒さのために委縮して血流が大きく阻害されます。

その結果、毛母細胞へ酸素や栄養が届かなくなり毛母細胞が毛髪をつくれなくなります。そのために頭皮の保温をすることは、発毛を考える時にとても重要なことです。
ですから発毛を願う時に頭皮を保温する意味で医療ウィッグを使用することが必要です。しかし人毛100%でウィッグを創りますと一時は良いのですが、汗をかいたり皮脂が出たりしますと、「人毛100%はウィッグの内側から汗や皮脂を毛髪が全部吸ってしまいます」ので、それにより蒸れたり頭皮がふやけてしまいます。

その上にさらに汗が気化熱により頭皮温を下げてしまい、保温ではなくもっと冷やすことになり毛細血管を縮めて血流を悪くしてしまいます。
また、汗や皮脂で不潔になったウィッグは細菌や真菌が発生しやすくなり脱毛原因を益々つくることになります。

※医療ウィッグに対して、発毛を考えるのならば毛質に関してはスーパー人工毛することが良いのです。人毛のミックスの割合を考えて10~30%の人毛を配合するならば人毛100%よりは良いとは思います。勿論このミックスの割合もとても重要なことです。スーパー人工毛ハワールドヘアサイエンスのオリジナルです。


ワールドヘアサイエンスでは、スーパー人工毛の良さを取り入れて蒸れずに保温を保てるように考案してあります。
また、ワールドヘアサイエンスのスーパー人工毛は復元力がありますから人毛のように濡れてセットが潰れてしまうことはありません。

人工毛も色々とありますが、ナイロン製やカネカロン、ポリエステル繊維などがありますがピカピカ光るものは不自然ですし、静電気が発生したり熱に弱いものはヘアドライヤーなどで直ぐに縮れてしまいますので使用に適しません。

ワールドサイエンスの医療ウィッグに使用するスーパー人工毛は耐熱性があり、静電気防止効果もあります。もちろん人毛と区別がつかない自然な毛質です。

③マシンメイド(機械植毛)

通販や手パートなどで2万から5万円くらいで売っているものは、おしゃれを目的としたファッションアイテムです。ですから成功なものや自然なもの、育毛機能とかをかんがえて創ってはもちろんありません。
大量に造りコストを下げています。そのために機械で人工毛を縫いつける方法をしています。1㎝くらいの布の帯の間に毛を並べてそれをミシンで縫って、蓑毛と呼ばれるものをつくり、そしてその蓑毛をかつらのベースにミシンで縫い付けて造ります。
ですから、髪の中を見ますとびっしりとミシン糸で髪が縫い付けるので髪はベターとベースに貼りつくような感じになっています。

ファッション用で1~2時間くらい被るくらいなら良いのかもしれませんが、重くて蒸れる度合いが酷いものですから、発毛を考えるならば決して使用してはならないものです。

④毛量の多すぎるもの

毛質を人毛とスーパー人工毛のミックスにしたとしても、必要以上に毛量を多くしては蒸れる原因となりますし、不自然にもなります。通気性と自然さを考えて毛量を考えましょう。

⑤蒸れるもの

マシンメイドのかつらは蒸れるのでもちろん使用はしてはいけませんが、それ以外にも人工皮膚を大きくし過ぎたり、通気性を考えて造られていません。

⑥貼り付けるもの

貼り付ける方法の医療かつらを創ってはいけません。ウィッグが取れたり外れたりしないようにと思ってそうするのでしょうが、貼り付ける方法はその貼り付けた部分の毛髪を抜いてしまうことになりますし、接着剤が汗や皮脂を吸いますので育毛発毛を大きく阻害します。

 

⑦締め付けるもの

かつらが風やちょっとしたことで取れたりしないようにと、太いゴムをかつら周囲に入れてきつく締め付けるようにしているものがありますが、頭皮の血流を大変に悪くしますから、育毛発毛を考えるならばそうした方法は取らないようにしましょう。
既製品のウイッグはフリーサイズのためにゴムで締め付けるものがほとんどです。

⑧塩化ビニール使用のもの

ウィッグやかつらのベースに塩化ビニールを使用してあるものがありますが、頭皮の皮膚呼吸が出来ません。また、塩化ビニールの化学物質が皮膚に浸透して皮膚にダメージを与え発毛を阻害します。

⑨樹脂ベースのもの

育毛発毛を考えるならば人工皮膚やもみ上げなどに樹脂ベースを使用して直接に頭皮に当たる方法は避けましょう。皮膚呼吸や汗、菱の分泌を阻害し育毛発毛に良くありません。頭皮に当たるところはできる限り通気性を考えましょう。

⑩サイズがきついもの

全頭タイプはきついものは血流の妨げとなりますから、 オーダーで創ってピッタリフィットするものにしましょう。

 

「世界発毛科学研究所」

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発毛理学博士 伊藤勝文