2020.11.17

薄毛や脱毛症の原因と治療 胃腸と皮膚の栄養と発毛の重大な関係?

円形脱毛も全ての脱毛症も健康と大きな関係があります

身体に大きな病気が現れていなくても実は重大な病気の前触れと言う事もあります!

脱毛症や薄毛は皮膚病ではありません!ですから皮膚科での治療はありませんし、出来ません

ステロイド剤では発毛しません。発毛剤などと言うものはありません!?

  1.毛髪の栄養とともに胃腸の健康が基本です育毛発毛の栄養に付いてのアドバイスです

 肌に必要な栄養はタンパク質(動物性タンパク質+植物性タンパク質)、ビタミンA・B群、亜鉛です。

肌は内蔵の状態を良く表します。

不摂生でアルコールの飲み過ぎや、化学合成の食品添加物の摂取、食べ過ぎや肉類の食べ過ぎ、そして過度な偏食やダイエットをしている人はタンパク質が不足します。

これは直接的に毛髪に悪影響が出てきます。

カロリーが気になる場合は皮を外した鶏肉、牛肉や豚肉の赤身、鮭、白身魚、貝類、卵の白身、無調性豆乳、豆腐、豆類など高タンパク低カロリーな食材を食べるようにしましょう。

皮膚や粘膜を正常に保つにはビタミンAが必要です。不足すると角質層の保湿力が低下して乾燥肌になります。

ビタミンAは緑黄色野菜、レバー、卵黄、バター、ウナギなどに多く含まれています。

ビタミンB群は肌の再生を促します。

ビタミンB群はあらゆる食材に含まれていて不足しにくいのですが、偏食、甘いものや炭水化物の食べ過ぎ、激しい運動やストレス、アルコール飲料の摂取によって大量に消費するといいます。

亜鉛は細胞分裂に欠かせないミネラルですが、不足すると乾燥肌や皮膚炎、湿疹などを起こしやすくなります。

加工食品やダイエット、お酒を飲む人は亜鉛不足になりやすいので気を付けましょう。

牡蠣やレバー、牛肉、チーズ、卵などにビタミンB群は多く含まれています。

髪がパサパサしたり艶がない、毛量が減ってきたと感じるとき、肌の具合から艶がない、湿疹ができる、乾燥肌で痒みが出る、ニキビができるなど肌荒れがあれば肝臓の機能が低下しています。

便秘などで栄養が吸収されず、悪玉菌などが増殖して毒素が全身にまわり皮ふの健康な生理機能を損ないます。

胃の具合が悪い時も同様のことが起きて、肝臓や腸へも影響を及ぼします。

胃腸は皮膚のように外部といつも接していませんから、皮膚のようには直接的な感覚を知らせてはくれません。

それ故に、かなりダメージを受けてから判明することになります。

しかし、胃が正常に機能しなければ消化不良を起こし、未消化の食べ物が腸に行くことになります。

未消化のものは栄養を吸収できないばかりか、腸内で悪玉菌の栄養となり腸内で食べ物が腐敗します。

その上、腸のぜん動運動が起きずいつまでも腸内に留まり、毒素を全身にまき散らすことになります。

現代の日本人の食事は肉食が多くなり、野菜や海藻などの食物繊維の摂取が極端に減っています。

肉食への偏りは大腸癌の発症リスクが高まります。

今、日本人は二人に一人が癌で死亡し、大腸癌が女性の死因のトップといいます。

大腸の病気は皮膚の常在細菌のバランスを崩します。

薄毛や脱毛症の原因ともなります。

 2.腸の健康とは腸内細菌の善玉菌優位のバランスが取れていることが重要です。頭皮や皮膚のバリア機能を保つ上で育毛発毛にとても重要なものです

健康な腸では小腸の中の細菌の活動はほとんどないといいます。

しかし、大腸には顕微鏡でなければ見えない細菌が大人の場合では約100種類、100兆個もの細菌がいるといわれます。

大腸内にいる細菌の善玉細菌は便の一部を消化してビタミンKやビタミンB複合体の一部を作ると申します。

善玉細菌の代表としては好酸性乳酸菌のアシドフィルスやビフィズス菌などが知られています。

食べ物によって善玉菌を増やすものと、善玉菌を破壊してしまうものがあるといいます。

肉は食べ過ぎると善玉菌を破壊し、特に腸の活動が弱っているときは破壊作用も強くなると、医学博士のバーナード・ジェンセン氏は「汚れた腸が病気をつくる」の著書の中で言っています。

コーヒーやチョコレートは善玉菌を破壊し、煮過ぎたり焼き過ぎた食物も善玉菌にとっては悪い影響を与えるといいます。

タバコは血液中の赤血球を破壊し、善玉菌や酵素も破壊し、老化現象を起こし癌細胞を作ります。

善玉菌を増やすには無農薬の野菜や海藻などの食物繊維と、新鮮な水です。

細菌の活動でできる副産物はインドール、スカトール、硫化水素、メタンガス、二酸化炭素などですが、それらの物質の中には有毒で非常に臭いものがあり、便が悪臭を放つのはそのせいです。

バランスのとれた繊維質の多い食事を腹8分目程度摂取するようにし、規則正しい生活を守ってきちんと管理すれば、各消化器官の食物移動がスムーズになり腸を無理なく能率的に機能させることができると、バーナード・ジェンセン博士は言います。

 .便秘は直接的に育毛や発毛に関係はないと思っているとおもいますが便秘をすると肌にふきでもが出来ることがあり肌トラブルがおきるということは皮膚のバリア機能が衰えているということの表れです。

最近は便秘になっている人が多くいます。

しかし、実は”たかが便秘”などと簡単に考えてはいけません。”腸の機能不全は万病の元”です!

「人間は食事をとったら必ず24時間以内にそのカスを排泄すべき」、「腸を浄化し活性化させたおかげで、手術を免れた症例は数多くあり、文明国の病気の90%は胃と腸の機能不全に起因する」と、ジョン・ハーベイ・ケロック博士は言っています。

虫垂炎、扁桃腺炎、肝臓・胆のうの疾患、心臓・血管の機能障害、蓄膿症、関節炎、リュウマチなどの症状は、間違いなく腸の機能の衰えに原因があると考えられています。

「便の茶色は胆汁酸(肝臓から出る)胆汁の色ですが、便が茶色ではなく白っぽいときは胆汁の分泌の消化力に問題があります。

便が直腸に達したときに70%が水分で、残りの30%が食べ物のカス、セルロース(繊維素)、未消化物、体が廃棄した細胞や細菌から成り立っています。

糜汁(びじゅう)=「口から入った食べ物が小腸に達するまでの咀嚼(そしゃく)と消化液の働きによって糜汁という流動体に変わります。」

糜汁が大腸で便となり、直腸に達するまでにかかる時間は、食物中の繊維質の量と水分量によって変わり、繊維質が多いほど腸の筋肉を動かし早く進んでいきます。

反対に繊維質を含まない便は、大腸にとって動かすのが大変に困難になります。

長くかかるほど水分が吸収されて便は堅く密になり、ますます排泄が困難になってしまいます。

この大腸にとって動かすのが困難な繊維を含まない固い便は、精製されたパンやケーキ類、精白米が主原料となっています。」=(汚れた腸が病気をつくる)バーナード・ジェンセン著

食物繊維は野菜ばかり摂っていると益々便が固くなります。海藻など水溶性食物繊維も摂りましょう。

  4.腸の善玉菌と悪玉菌の話 大腸と乳酸菌と関係を知りましょう。

 [人間は今まである特定の「健康食品」の恩恵を受けてきました。

 それは持久力、活力、抵抗力、長寿などの人間の健康に貢献し、消化管の中ですばらしい反応を示し、腸の健康に役立っているのです。

それは酸っぱくなった乳汁です。

乳汁の中の細菌活動で起きる化学反応が乳汁の成分を熟成させ、人間の体にとって理想な食品になっています。

この反応を生じさせる細菌には乳酸菌(ビフィズス菌)、好酸性乳酸菌(アシドフィルス菌)、ブルガリア菌、ブレピウス菌、サルベリア菌などがあります。

これらは人間に有益な善玉菌で、それらの善玉菌がたくさん住んでいる場所には、悪玉菌は住んでいないし、住むことは出来ません。

好酸性菌は酸性の環境を好むことからその名がつけられました。

乳酸菌はその他の善玉菌と共に、人間の身体に貴重な代謝産物である栄養素を提供し、健康の回復の維持のために役立っています。

ビタミンB複合体、酵素、必須アミノ酸の一部、それにカルシウム、リン、マグネシウムの吸収力を高めます。

子供が成長し食事が変化するにしたがってタンパク質の摂取量が炭水化物と糖ーラクトース(乳糖)よりも増え、大腸菌、ウェルシュ菌、ブドウ球菌、連鎖球菌などの有害な悪玉菌が大腸に入りこんできて腐敗と発酵が始まります。

こうして、肉食、パン、砂糖、コーヒーなどが中心で新鮮な野菜や食物繊維の少ない食事が続くと、有害物質である、 「インドール、スカトール、フェノール、アンモニア、フェニル硫酸塩、プトマイン、ピロール、カダベリン、イソアミラミン、エチルアミン、イドロキシル・フィネルなど」 が大腸内に増加して腸内トラブルを 起こし、あらゆる病気の原因をつくるのです。]=バーナード・ジョンセン著「汚れた腸が病気をつくる」より

   5.実は腸は育毛発毛環境の皮膚の免疫バリアーをつくるためにとても重要な期間です腸の機能不全は悪玉菌が善玉菌よりも優位(多い)になっている状態です。

 “自家中毒”は腸の機能不全が原因で起きるといいます。

質の悪い食べ物や水分不足のせいで腸壁に宿便がこびりつくようになると、蓄積の度合いに応じて腸の働きが阻害され生命維持に必要な栄養が不足します。

腸壁に蓄積された宿便は健康に害を及ぼす悪玉菌の繁殖場所となり、事態はさらに悪化します。

大腸の壁を覆っている厚い粘膜はさらに肥厚して腐敗を促進し、大腸の毛細血管から毒素などを吸い上げて、すべての組織、器官が血液を通して有害物質を取り込むようになります。

これが生理学レベルでの”自家中毒”の始まりといいます。

ですから総合的な健康を考えるのなら、なによりもまず腸を清潔にすることが大切です。

便秘は老化を早め大腸がんを誘発するともいわれ、便秘の改善は急務です。

便秘の人は下剤をいつも飲むよりも、結腸の洗浄を専門医で行いレントゲン写真を撮り、憩室ができていないかを確認することが重要と腸の専門家はいいます。

腸の善玉フローラは皮膚の常在細菌とも密接に関係していますので、皮膚の常在細菌叢を正常菌叢にするには腸の善玉菌が健全に働いていることが大切です。

これが出来ていないと円形脱毛症や脱毛症にもなりやすくなる恐れがあると考えられます。

 

 

 

「世界発毛科学研究所」

ワールドヘアサイエンス

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発毛専門理学博士 伊藤勝文

子供や女性の薄毛や脱毛症の発毛アドバイス

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