春は外気温の変化が大きく移動性高気圧や、生活環境の大きな変化などで交換神経の疲れや乱れ、

そして頭皮の育毛環境が最悪になりやすく円形脱毛症が幾つもでき危険なときです!!

冬季に頭皮乾燥でバリア機能が崩れ細菌が増殖しているので、春はその上に更に脱毛原因が発生して脱毛症になる怖れがあります!

春の脱毛原因として考えられることは、①冬型の気候から夏型に移行するために寒暖差が大きくなります。②頭皮のバリア機能に大きな変化があります。③生活環境が大きく変化する場合があります。④育毛環境に大きな変化があります。

①冬型の気候から夏型に移行するために寒暖差が大きくなります。

冬型は気温が低く頭皮の血行があまり良くありません。そして頭皮の皮脂分泌が少なくなっている上に、乾燥している状態が続いて頭皮のバリア機能が働かず脱毛原因菌が増殖している場合が多くあります。

更に冬は寒さの影響でお風呂に入る機会が減り、洗髪の回数も少なくなることから頭皮がおもっても見ないほど汚れていることが多くあります。

春になり急に気温が上がり汗や皮脂の分泌も増えますが、春の初めは冬の生活パターンがまたせ続いていることがあります。

こうした時に自律神経の疲れからバランスを崩して、不眠症や食欲不振などが重なり毛母細胞に思わぬダメージを与えることがあります。

身体は冬型の身体をまもるためのゆっくりした活動が、春は活動的になるために交感神経が優位に働きます。

この変動から白血球の顆粒球が多くつくられるようになり、冬の間の毛母細胞の細菌に対して攻撃することになり、春は円形脱毛症が起きやすくなります。

短い抜け毛があったり、抜け毛が急に多くなったりして、何か頭皮の状態がおかしいと感じたら毛髪検査をすることも必要です。

頭皮がおかしいという状態は頭皮が突っ張る、髪が洗髪やブラシを掛けないでもパラバラと抜け落ちる、髪に毛根がないように感じるなどです。

 

 

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発毛専門理学博士　伊藤勝文   

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