2008.12.11

キンカン (金柑)

 ベランダ菜園の金柑が黄色く色づいて、太陽に美しく輝いています。
 秋は実りの季節です。
稲も柿も蜜柑などもみんな黄金色になり、充実した時期を感じさせます。
 まだまだ30㎝足らずの小さな金柑の木ですが、7個くらいの実が食べられるようになりました。
 金柑は中国が原産国で、ミカン科の果物では一番小さいものです。
金柑は皮ごと食べた方が、皮に含まれている香りや甘みがあり、この皮に沢山の栄養成分が含まれています。
 金柑には、100㌘で一日に人間が必要とする量の半分近くが摂れるほどのビタミンC・E、カロテン、とヘスペリジンというフラボノイド(ビタミンP)を含んでいるそうです。
 ヘスペリジンはビタミンCの吸収を高め、毛細血管を強化します。
これらの相乗効果で風邪、動脈硬化、高血圧、歯周病、血管の老化防止に効果を発揮すると言われています。
 また、カルシウムは生の果実ではもっとも多く、骨粗鬆症の予防に役立ちます。
 その上、ペクチンやクエン酸などの有機酸により、胃腸の働きを整えるそうです。
 ミカンほど甘味がなく、少し苦みがあり、ちょっと食べづらい感じもしますが、蜜煮や砂糖漬け、果樹酒、マーマレードにして食べれば、大変に良い生活習慣病の対策になります。
 柑橘系は、現代の日本人の食生活が肉食が多くなっていることからも、これから大いに摂っていかなければならないものの一つです。


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