2019.06.15
発毛アドバイス 食生活 ビタミンCと発毛の関係!?
コラーゲンの合成を高めるビタミンCは育毛・発毛に重要です!!
コラーゲンは皮膚にとって重要で、毛髪を造るには必要なタンパク質です。
食生活 ビタミンC
ビタミンCは水溶性で酸化(活性酸素)を防ぐという働きがあります。
ストレスやタバコや紫外線などによって発生した活性酸素によるダメージから守ってくれます。
体の老化にもつながる酸化は、ビタミンCは自分が身代わりに酸化されることで、私たちの体を酸化から守ります。
この他には、コラーゲンの合成、腸で鉄分の吸収を高める、ガン予防など色々なものがあると言われています。
皮膚の真皮層にはコラーゲンが70%くらいありますが、ビタミンCはこのコラーゲンの合成を助けます。
毛髪は真皮層と皮下組織の間くらいのところにある毛母細胞でつくられますので、コラーゲンの吸収を助けるビタミンCの摂取は大切です。
また、身体を作っているタンパク質のうち、約30%はコラーゲンで、コラーゲンは皮膚、血管、じん帯、骨、軟骨を作っている主要なタンパク質です。
コラーゲンは皮膚の材料であるだけでなく、筋肉や内臓を維持するにも欠かせないものです。
ビタミンC不足によっておこる「壊血病」は、ビタミンCが不足することでコラーゲン繊維の合成能力が低くなってしまう症状です。
そのコラーゲン繊維が弱くなってしまうと、毛細血管の出血や歯茎からの出血、幼児の場合は骨の発育不良が起きてしまいます。
他には、疲労感、食欲不振、不眠症などの症状も出るといわれています。
さらにビタミンCは、ビタミンEの再生機能があります。
活性酸素を消す力があるビタミンを抗酸化ビタミンと呼びます。抗酸化ビタミンにはビタミンEの他に、ビタミンA,ビタミンCがあります。ビタミンEとAは脂溶性のため細胞膜やなどに脂質の酸化を防ぐ働きがあります。一方ビタミンCは水溶性のビタミン。血中などに存在して活性酸素と戦っています。
活性酸素を無害化したビタミンEは、活性酸素を消す力がなくなってしまいます。ビタミンCは、無力化してしまったビタミンEを元に戻す働きがあり、ビタミンCによって復活したビタミンEはまた新たな活性酸素を無害化できるようになります。
ビタミンE単体よりもビタミンCが同時に存在していた方がより効果的に働けるようになります。
人間はビタミンCを体内で合成できないため、必要量を全て食事などで摂取する必要があります。
成人の1日あたり摂取量としては100mgで、この値を下回ると、各種欠乏症状が現れる可能性があります。
ビタミンCの多い食品は果物や野菜に多く、食品100g当り 赤ピーマン170㎎ 黄ピーマン150㎎ ゆずの皮150㎎ アセロナジュース120㎎ パセリ120㎎ 芽キャベツ110㎎ レモン100㎎ 煎茶の茶葉200 焼きのり 210㎎、味付けのり 200㎎、などと言われています。
通常のビタミンCは熱に弱いため、熱を加えて調理したり熱いものの中に入れると壊れてしまいます。
しかし、ローズヒップに含まれるビタミンCは酵素やビタミンPの働きのよって熱を加えても壊れにくいため、熱いお茶(ローズヒップティー)として摂取しても大丈夫です。
さらに、ローズヒップに含まれるビタミンCはレモンの薬20倍とか、体内で吸収されやすいという特徴も持っているといいます。
ビタミンCは一日に1000㎎を摂取すると良いと言われています。
ビタミンCは美容や健康、育毛発毛にも必要なものなので、是非摂取しましょう。
「世界発毛科学研究所」
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発毛理学博士 伊藤勝文