2010.12.11
薄毛やヘアートラブル/薬品 30
国民と国を危うくする 「抗鬱剤」 ⑩
有効性を確認できなくても使用
食品と暮らしの安全 2010.12月号より全文引用掲載
その症状 本当に 精神疾患? ②
精神科の診察を受けると、ほとんどは薬による治療。
精神治療を追求する 小倉謙氏 の実態報告 『市民の人権擁護の会 日本支部 世話役』
問題は、脳内化学物質の異常という推測によって薬がつくられ、膨大な市場がつくられているということです。
うつ症状は脳内のセロトニン不足とされ、その再取り込みを阻害する高価な薬の販売量は年々増え続けています。
しかし、脳の病気と言うなら、それだけの証拠を出すべきでしょう。「鬱と診断するが、低血糖など身体的な不調による元気のなさかも知れないし、栄養面の問題かもしれない。どう考えるのか」と追及すると、「それはわれわれの分野ではない」と逃げます。自分の分野でなければ、内科に回すべきです。
「もっと十分に診察すべき」と追及すると、患者が多すぎるから時間がないと言います。
-鬱病・そう鬱病が、10年前には44万人だったのに、104万人に増えていますね。この増加は、食べ物がミネラル不足になってきた実態と一致するので、ミネラル補給で多くの人が改善するだろうと考えています。-
そのとおりですが、もし正確にミネラル欠乏症と診断されれば、精神科の患者は増えないはずです。必要ないのに、作用の激しい薬を飲まされ、本当に心身がメチャクチャになってしまう人が少なくありません。
だから、私たちは「きちんと検査をして、正確に診断を」と、糾弾するのです。
32万人が入院して治療を受けていますが、退院できるのは1か月で200人ほど。翌日再入院する人、退院後数日内に自殺する人もいれての数字です。
一方で、病院で死亡する人は1367人/月(2010年)。そのうち、半数は入院後1年以内で亡くなっています。これで「治療できている」と言えますか?
医療問題を解決できると、精神医療への交付金、健康保険、介護保険、障害年金などだけで、少なくとも 5兆円が削減できます。