2010.12.14

薄毛やヘアートラブル /薬品 33

国民と国を危うくする 「抗鬱剤」

有効性を確認できなくても使用

食品と暮らしの安全 2010.12月号より全文引用掲載

その症状 本当に 精神疾患? 

精神科の診察を受けると、ほとんどは薬による治療。

精神治療を追求する 小倉謙氏 の実態報告  -向精神薬はエセ化学の極み

向精神薬の、第二ステージで患者による治験があります。すでに何らかの薬を服用している人たちが、まず、使っている薬を10日ほど絶ちます。当然、離脱症状が起きて調子が悪くなる。その段階で治験薬を使い、離脱症状が落ち着くと、「効果あり」とします。

また、第三ステージで健康な人への治験が行われます。統合失調症治療薬「ジプレキサ」の治験では、あまりの副作用の激しさに70%の人が途中離脱しています。

この薬の副作用発現率に途中離脱した70%の人は反映されません。

データーは、治験を最後までやりとおした人のものだけが使われます。

どんな薬でも同じ治験方法ですが、こんなに多くの人が離脱するのは向精神薬だけです。

また、「パキシル」の添付文書には「自殺念慮、自殺企図、他害行為が報告されている」とありますが、初期の文書には「自殺」という言葉は一つもありませんでした。

なぜかと言うと、治験者への質問に「自殺したくなりましたか?」「他人を傷つけたくなりましたか?」という項目が設けられていなかったからです。

治験が終わるとデーターを添えて厚労省にて認可申請をしますが、このとき添える治験データーは2例だけ。

2回だけ好ましいデーターが得られれば、100回行って、98回が思わしくない結果であっても申請できす。

そのため、いい結果が出るまで、治験は繰り返されます。

薬と自殺の関係は海外では常識—想像できないひどさです。