2008.09.02
異常行動⑲/飲食物の化学物質と脱毛症②
日本人のダイオキシンの母乳汚染は、安全基準の数倍といわれています。
牛乳や粉ミルクも、安全性の公表はありません。
過去といっても、つい最近まではいたる所の焼却施設で、塩化ビニールをバンバン燃やしていたんですから、私たちの体や、牛の飼料が、ダイオキシン汚染されていても不思議ではありません。
自分の体はもちろんのこと、胎児をダイオキシンから少しでもまもる方法は、ダイオキシンをよく吸着するものを食べて、体外に排泄することです。
吸着率(%)は、米ぬか繊維(86.6)、そば繊維(71.9)、ほうれん草(71.6)、大根繊維(70.2)、あわ繊維(67.2)きび繊維(64.8)、ひえ繊維(55.6)、ごぼう繊維(53.8)、キャベツ繊維(52.8)、はくさい繊維(51.6)、大豆繊維(49.1)、大麦繊維(47.8)、大根繊維(44.8)、コーン繊維(42.2)、にんじん繊維(38.7)、金時繊維(37.8)、小豆繊維(34.1)、「(森田邦正)ダイオキシン類の体外排除キュウピーニュース第285号」
環境ホルモン(内分泌かく乱物質)の代表ともいえるダイオキシンは、体内に吸収されても、それを食事によつて排出することは可能だということです。
米ぬか繊維がもっとも多く吸着していますが、このことは玄米菜食が、ダイオキシンを排出する最良の方法だということです。
「環境ドラッグ=船瀬俊介著書より」
動物や魚、牛乳、チーズなどをたくさん食べると、その脂肪や肉、内蔵などには、ダイオキシンなどの環境汚染物質が生体濃縮されます。動物は、食物連鎖によって植物よりも千倍、万倍で体内濃縮します。それだけ動物食を好む人の体は、菜食の人より、汚染物質に汚染されやすい、ということです。
肥満の人は、脂肪組織に汚染物質が蓄積されますから、その意味からも、メタボの解消は大切です。