2022.02.04

発毛のための腸内環境とは?何の食材が効果的?

体内部の状態は頭皮環境に影響を及ぼし、特に腸内環境と大きく関係します。

 

腸内環境が悪玉菌に支配されると身体の免疫力は著しく低下し、皮膚のバリア機能も低下して、感染症に罹りやすくなります。

このような皮膚の状態だと、毛穴から細菌が入り、様々な脱毛症を引き起こす怖れが出てきます。

 

今回は、発毛するための腸内環境づくりについてご説明します。

 

脱毛になる腸内環境の状態とは?

腸内環境が良い状態は、腸内の善玉菌が多くて悪玉菌が少ない状態のことです。

 

腸内細菌である日和見菌は、善玉菌が多ければ善玉菌の方に付き同じような善玉菌の働きをします。

通常であれば悪玉菌は腸の中に1割ですが、悪玉菌の餌が多くなれば悪玉菌が増え、善玉菌よりもおおくなれば腸内細菌の7割を占めている日和見菌が悪玉菌に変わります。

そして、ウェルシュ菌などの腐敗菌が腸内の食物を腐らせ、腐敗毒素が身体中に行くことになります。

 

この状態は、いわゆる食中毒や酷い下痢の症状と同じです。

 

身近な行動で原因となるのは、砂糖や動物性脂肪の摂り方が関係します。

砂糖を多く使用したジュースやお菓子などばかりを食べることは、悪玉菌を増やし免疫力の低下とともに皮膚病に罹りやすいです。

善玉菌の餌は野菜などの食物繊維や海藻などの水溶性食物繊維ですが、これらが摂れていない上に砂糖や動物性脂肪を多く摂っていますと悪玉菌優位の状況となります。

 

これは脱毛の原因となる免疫力の低下を招き、皮膚のバリア機能の低下、細菌感染が引き起こしやすくなります。

 

発毛するために!腸内環境の整え方とは

便秘や下痢を繰り返している人は和食に切り替え、パン食を止めて、ご飯と味噌汁を中心にし、酢の物や漬け物などの発酵食品をいつも摂り、海藻類を食べるようにして、和食の食生活を基本としましょう。

パンやラーメン、パスタなどの小麦食品ばかり食べていますとグルテンが腸にへばり付き消化吸収を阻害したりして腸に良くありません。

 

日本人は腸が長いので腸の病気が多いために、主食はお米にしましょう。そして味噌汁に海苔、焼き魚や小魚(シラス)、玉子焼き、野菜のおしたしという和食が一番健康に良いのです。

 

特に納豆や納豆キナーゼを摂るようにすると、腸内環境はいつも善玉菌が多い状態となり、免疫力の向上とともに皮膚のバリア機能も向上して、細菌に侵されにくくなり、細菌性脱毛症になりにくい頭皮状況が出来ると思います。

納豆の匂いやネバネバが苦手な人は、醤油を掛け刻みノリを振り掛けて食べると匂いなどが気にならなくなります。納豆菌は高熱には弱いので、40度前後くらいまでの温度状態で食べるようにしましょう。

 

まとめ

細菌性脱毛の予防や発毛ケアをするときに、腸内環境を善玉菌が多い健康な腸の状態にすることは重要です。

 

今回ご紹介した納豆に含まれる納豆には、ナットウキナーゼの血栓融解作用の他に、血液をサラサラにして流れを良くする血流改善効果,腸内の善玉菌を増やし悪玉菌を減らす整腸作用(プロバイオティクス),カルシウムの吸収を促進して骨を強くする骨粗鬆症を予防する効果、そして菌の繁殖を抑える抗菌効果,抗酸化効果など多彩な健康効果があるといいます。

 

発毛以外の健康にも良い影響があるので、ぜひ積極的に食事に取り入れましょう。

 

「世界発毛科学研究所」

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発毛理学博士 伊藤勝文

子供や女性の薄毛や脱毛症の発毛アドバイス

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