2020.10.19

女性や子供の円形脱毛、脱毛症の正しい発毛ケアは?髪に必要な栄養素⑩ 

女性や子供の円形脱毛や脱毛症は原因が頭皮だけの問題ではなく、身体や頭皮環境にもあります!

薄毛や脱毛の発毛には毛髪の栄養と、その栄養を摂る時間帯も重要です!

そして、毛髪のためには摂ってはいけないものもあります。

   1.ミネラルはホルモンをつくるにはなくてはならないものです。ホルモンバランスを崩さないためにも必須ミネラルを摂りましょう。 

 ミネラルとは20種類もの元素で、ミネラルは英語で鉱物の意味で、無機物です。このうち生命維持に必要なものを栄養学では無機質、またはミネラルと呼んでいます。

 亜鉛 細胞の新陳代謝を上げる。タンパク質を合成し,実際の髪の毛にする。

    牡蠣、海藻、レバー、うなぎ、タラコ、ホタテ、サンマ

  メラニン色素を生成する。

   ゴマ、レバー、ナッツ類 甲状腺の働きを促進して毛髪の発育を良くする。

 ヨウ素 甲状腺の働きを促進して毛髪の発育を良くする。 

    昆布,ワカメ,ひじき 

 脂肪酸 

   リノール酸 頭皮の血行促進、抜け毛予防、髪のバサつきを抑える。 

   ゴマ油、コーン油、ベニバナ油  

 毛髪の栄養は特定のものを摂り続けることではなく、バランスが大切です。

   2.発毛治療のためには髪に必要な栄養素のことを考えてみましょう。

 色々な栄養素を意識することは大切なことですが、毛髪は皮膚の一部ということを考えましょう。

食生活はそれぞれの国によって取れる食材で変わります。また、その国の中でも地域よって食べるものは変わります。

当然、食材はいつも手軽に確保できるものが主食、または副食になります。

伝統食はその国の文化と深く結びついて、その国の国民の健康を守っています。

しかし、今日本は食の多様化といえば聞こえはよいのですが、季節の旬のものが何か分からないくらい、輸入食材がスーパーには並んでいます。

お米よりもパン食が主食になったといいます。食の欧米化はここまで来ています。

味噌汁を飲まず、コーヒーや牛乳を飲んでいます。魚や貝類を食べなくなり牛肉を好んで食べています。

ご飯を食べずに、ポテトチップスやマーガリンをしっかり塗ったパンや、何とかフレークに牛乳を入れて食べることが朝食という子供や一家という話も珍しくないようです。

コーラやカルピスを絶えず飲んでいて、食欲が湧かないということ子供達に、若い世代の親は正しい食生活を教えられません。

こうした結果、高カロリー高脂肪食となり肥満になる人が多く、高血圧、心筋梗塞、脳梗塞などの成人病になっています。

グルテンアレルギーや食物アレルギーになっている子供や女性が多くいます。アトピーや化学物質過敏症で大変な状態の人も年々増え続けています。

根底には食品添加物や乳脂肪の害をかんがえなければなりません。日本人は乳脂某を分解する酵素を持っていませんから、体内で分解できない乳糖が小著うや脂肪組織に溜り、それがもとでアレルギーを発症することにもなります。

今、癌でなくなる人は二人に一人となっているといいます。

食生活の欧米化は薄毛や脱毛とも深く関わっていますので、欧米化された日本の食生活を、和食に戻すことがとても重要なことだと思います。

大豆製品はイソフラボンが多く皮膚を作るのに欠かせません。また、貝類やイカ、タコ、エビはタウリンが多くとても大切な食材です。沢山食べましょう。

健康面や育毛を考えるならば早急に和食にしましょう。

   3.髪に必要な栄養素を効率よく身体の隅々まで送ることや、自律神経のこと、体内時計などのことは発毛に大きく関係します。

 髪に必要な栄養素を書いてきましたが、朝食を抜いたり、変な健康情報を信じて一日一食しか食べないなんて言う人もいるようです。

しかし、朝食を食べることは健康面からするととても大切なことです。

自律神経のリズムは交感神経と副交感神経で成り立っています、起床時刻は午前6時前後にすることが重要です。

それは夜の睡眠帯は副交感神経の働きで、緊張の神経を休ませて血管を広げ、夜の食事の栄養を身体の隅々運びます。

昼間活動して疲れた身体や脳を修復する時間が夜ということですが、朝になれば再び活動するために目覚めます。

この目覚めとともに交換神経のスイッチが入るのですが、人間の身体に備わった体内時計は、起床時刻や就寝時刻は体内にリズムが刻まれています。

この体内時計と大きくかけ離れると、自律神経が疲れ乱れてきます。そうしますと色々と身体の変調が起きます。

午前6時ごろの起床で交換神経のスイッチが入ると、体温が0.5上がり朝食を摂ると更に1度上がるといわれます。

午前8時の起床では交換神経のスィッチが入らないため、身体が眠ったままの状態の副交感神経が働いているため、身体がだるく胃も動かないために食欲が湧かず、したがって朝食を食べたくないということになってしまうのです。

それだけではなく、低体温の状態になっているので、免疫力が低下したままになり、病気に罹りやすくなってしまいます。

また、朝食や昼食は昼間動くためのエネルギー源ですから、しっかり食べなくてはいけません。

夜は、午後9時以降は食べないようにすることも大切です。胃に食べ物があれば胃を動かすために交感神経が働き、安眠を得るための副交感神経が働かないので、中々眠くならず、大切な身体や脳の修復タイムがなくなり、疲れたままの状態が翌日へと持ち越されてしまいます。

更に、午後10時頃から午前2時頃までの間は、全身や脳に最も多くの血液が流れます。

そして毛母細胞が活性化して毛髪を造る時間でもあります。

 

 

「世界発毛科学研究所」

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発毛専門理学博士 伊藤勝文   

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