2021.09.24

「免疫と子供の脱毛」その関係とは?

子供の髪が薄くて心配になる親御さんもいるのではないでしょうか。

ヘアケアを行っているのに改善しなくて困っているという場合は、もしかしたら「免疫」が関係しているかもしれません。

今回は、免疫が子供の脱毛にどのように関係していくのかをみていきましょう。

 

免疫とは?

免疫は体内に細菌やウイルスの異物が侵入した際に、それらが身体中に行き渡らないようにするために働きます。免疫の働きには自然免疫と獲得免疫の2種類に分かれているため、それぞれ見ていきましょう。

 

・自然免疫

自然免疫は、生まれた時から備わっているものです。体内にウイルスや細菌が侵入すると反応することを言い、マクロファージや好中球などの免疫細胞が対処してくれます。

 

・獲得免疫

獲得免疫は、感染した病原体を記憶し、もし体内に同じ病原体が侵入した際に対処してくれます。ワクチンは獲得免疫の作用が利用されています。

 

脱毛と免疫は何が関係する?

前述した通り、免疫は体内の健康を守るために作用します。もし免疫力が低下すると体調を崩しやすくなるので、体調回復のために栄養が使われるようになり、髪にまで栄養が行き渡らなくなります。

そうすると髪は細くて弱くなり、子供の脱毛となるのです。

 

子供の脱毛を防ぐ!免疫低下の予防は何をする?

身体を冷やすことは避けましょう。スーパー、デパートの鮮魚売り場などは、冷房がかなり強く一日中かかっています。30分もそこにいると体が冷えてしまいお腹が痛くなってくるほどです。

バスやタクシーなども直射日光があたったりして、夏はとくに暑いのでエアコンを知らない内に強く掛けていることが多く、冷え性になり、むくみや腰痛、痔や下痢などに悩まされる場合もあるようです。

 

こうした環境にいつもいると体は自然と慣れてきますが、その慣れは大変に危険で、体調の異常が段々と深刻になっていきます。自律神経のバランスが乱れたり、免疫力の低下を招いて脱毛体質になる恐れも考えられます。

 

体を冷やす環境は暖かい恰好をさせて、内蔵を冷やさないようにしましょう。夜は必ずお風呂に入って、半身浴なども利用しながら内臓をよく温め、汗をかくようにすることも良いです。

汗をかくことは自律神経の副交感神経が優位になることで、自律神経の疲れを取ったり、バランスを整えることもできます。

 

また、バランスの取れた食事や腸内環境の改善、質の良い睡眠も行いましょう。

 

「世界発毛科学研究所」

ワールドヘアサイエンス

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発毛理学博士 伊藤勝文

子供や女性の薄毛や脱毛症の発毛アドバイス

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