2019.07.05
脱毛子供 夜型生活と低体温の円形脱毛症の脱毛原因になりますか?発毛治療の方法は?
夜型生活が原因!?薄毛や脱毛症の発毛
日本人のほとんどは睡眠不足である。日本人の睡眠時間は、この半世紀で緩やかに減っている。NHKの国民生活時間調査(2015年)では、調査方法が違うため単純には比較できないものの、調査を始めた1960年より1時間ほど減っている。
総務省統計局の調査(平成28年)から、全国の平均睡眠時間(10歳以上,土日を含む週全体の平均)は7時間42分であった。都道府県別で睡眠状況を見てみると、平均睡眠時間1日当たりの睡眠時間が最も長いのが秋田県で8時間2分、最も短いのが神奈川県で7時間31分。地方によって1日平均31分という大きな差がある。
また同時に都道府県別の平均通勤時間を見てみると,神奈川県が最長で1時間40分、宮崎県が最短で50分と最大で50分もの差があった。平均睡眠時間が長い青森県も57分と平均通学時間が短いことから、平均通勤時間が長いほど平均睡眠時間が短くなる傾向にある。
日本人の平均睡眠時間は、主要28カ国中最短――活動量計を開発・販売するポラール・エレクトロ・ジャパンが4月9日、活動量計で測定した睡眠データを基に、こんな調査結果を発表した。
活動量計「Polar A370」「Polar M430」の28カ国のユーザーから、2017年の6カ月間、600万の睡眠データを取得して分析した。
その結果、日本人の平均睡眠時間は男性が6時間30分、女性6時間40分と28カ国中最短だった。最長は、男性はフィンランド人の7時間24分、女性はフィンランド人・ベルギー人の7時間45分だった。
日本人の入眠時間は香港・スペインに次いで遅い一方、起床時間は世界平均と大きく変わらなかった。
日本人は諸外国のなかでも睡眠時間が短いとあります。
塾通いや受験勉強などが影響していると思いますが、子供のこうした生活により深刻な睡眠障害を起こすことがありますし、それだけではないもっと深刻な問題もあります。
体内時計というものが人間にはあって生後2ヵ月~4ヵ月で完成するともいわれていますが、幼児期に体内リズムは生活環境により決まってしまいます。
成人に達してから体内時計体内リズムを治そうとか作ろうとしても、もはや体内時計は直せないので、幼児期の規則正しい早寝早起きの習慣がとても重要ということになります。
ですから、成人に達しても体内リズムが狂ったままというのが現代の若い人たちに多くいるということです。
このことは、思春期から青年期にかけての若者に比較的多く見られるとの報告があります。
夜更かしを続けたことがきっかけとなり、睡眠のリズムをつかさどる体内時計がうまく調節できなくなってしまったことによって起こる睡眠障害です。
本来眠るべき時刻に寝つくことができず、眠りにつく時刻が遅くなったままの状態が1ヶ月以上続く場合、睡眠相後退症候群と診断されます。
睡眠相後退症候群になると、本人の努力や生活の工夫だけでは、睡眠のリズムが元に戻りませんので、専門医による治療が必要となります。
治療法としては、高照度光療法や時間療法などが行われます。
この体内リズムを崩すことにより朝が中々起きられず、午前6時ころに起床できず午後7時半か8時頃に起き直ぐに学校や仕事に出ることになってしまいます。
交感神経のスイッチが入らないので胃が動きません。当然お腹が空かないので朝食を摂らない結果になってしまいます。
朝食にタンパク質を摂らないと体温が上がりません。高血圧になるとの報告もあります。
また、糖質を摂らないと脳に栄養が行きませんから仕事や勉強が十分に出来なくなるばかりか、脳のニューロン(神経細胞)にダメージを与えるとも言います。
睡眠障害は不眠症になりうつ病や神経障害を起こします。低体温体質にもなり免疫力の低下を余儀なくされます。
成長ホルモンの分泌が著しく減ります。
成長ホルモンの分泌は毛母細胞の細胞分裂を促すためにはくてはならないものです。
成長ホルモンは夜深い眠りのときの、熟睡時に多く分泌されるといいます。
夜の睡眠パターンは90分くらいで、深い眠りと浅い眠りを交互に行います。
ですから午後10時頃から午前4時ごろまでに4回くらい繰り返しますから約6時間は睡眠タイムとして絶対に必要となります。
特に成長ホルモンは寝しなの午後10か時ら12時までが最も多くの成長ホルモんを分泌して、しかもその時血流量も最も多くなると言います。
ですから睡眠がこの時間帯に取れていなければ、薄毛や若禿げの男性型脱毛が益々悪化することになります。
免疫力の低下や低体温体質にもなり細菌性の脱毛症になる怖れもあります。
新・睡眠理論に付いて
10日前くらいにテレビである医師がこんなことを言っていました。
睡眠は時間帯ではなく4時間熟睡すれば良いと、深く眠れば成長ホルモンは時間帯に関わらず分泌されるからいつ寝てもいいというのです。
しかし、上記に書いてきましたように、90分サイクルの深い眠りと浅い眠りのパターンはないがしろにする訳にはいきません。
眠りのパターンは人間の恒常性で変える事は出来ません。人類が今まで生きてきた生活リズムによって恒常性が出来上がったのです。
看護師は24時間の看護を必要としますので、たとえば8時間勤務となりますので交代ですることになります。
しかし、人手が足りなければ8時間が12時間とか、夜だけ勤務が続くこともあります。
女性の薄毛や脱毛症になる職業は看護師やホテルの受付業務、深夜営業の人達が多くいました。
そして受験生の中学、高校生の高学年は最も脱毛症になる生徒が多くいました。
睡眠時間を削り深夜まで受験勉強をしていて、まじめなといいますかそうした努力をした学生ほど円形脱毛症や全頭脱毛症になる場合があるようです。
このことからも睡眠の恒常性を崩して最終的に免疫力の低下を招いた結果、頭皮のバリア機能が壊れ細菌により円形脱毛症や脱毛症を引き起こすことになったと考えられるのです。
4時間熟睡したからと、たとえ成長ホルモンが分泌されても身体の免疫力まで上がることはありません。
その時に体温を測ってみてください。平熱と言われる36.5度になっていなければ免疫力は正常ではありません。
低体温が薄毛や脱毛症となる!?
体温は平熱より1度下がると免疫力が30%下がるといいます。
低体温は冷え症とは違って内臓が冷えて冷たい状態です。酷い低体温体質になると脳内温度までが下がるといいます。
急性低体温症はクーラーの温度をかなり低くして、直接その冷気を吸っているとなる怖れがあります。冷凍室に長く入って身体を冷やせばなります。
車などの狭い社内でエアコンの温度を20度~22度くらいにして直接冷気を吸うことをしてもなります。
冷たい水の中に長く入ったり、雨にも濡れて着替えずにそのままいても急性低体温症になります。
25度以下の冷たいところに長くいたりさらされれ続ければなります。そのままにしていると命に係わります。
寝不足は成長ホルモんの分泌も少なくなりますが、体温が36.5度にはならないことが多く、身体が怠く寒さや冷たいものに敏感になり冷たいものを避けたくなります。
それは体温が下がっているからです。
朝は温かい味噌汁と温かいご飯を食べることが大切です。
午前6時に起きて体温は0.5度上がり、朝食を摂ると1度あがり36.5度になるといいます。
この体温が健康を維持し薄毛や脱毛症からまもり、又、発毛のためには必要です。薄毛になってきたり、円形脱毛ができたら皮膚科でのステロイド薬は使用せず直ぐにワールドヘアサイエンスで毛髪検査と発毛アドバイスを受けましょう。
最近の円形脱毛はすぐにもっとひどくなり、円形脱毛が幾つもできる進行性の多発性脱毛症になることが多くなっています。
決してステロイド薬は、くれぐれも使用しないようにしましょう。
世界発毛科学研究所」
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発毛理学博士 伊藤勝文